「沖縄黒糖入りロシア」「沖縄黒糖メロンパン」

2008年04月16日 19:45

「沖縄黒糖入りロシア」「沖縄黒糖メロンパン」イメージGarbage Shot」第八十八回。今回は先に【沖縄だけどロシアなパン・山崎製パンが「沖縄黒糖入りロシア」「沖縄黒糖メロンパン」限定発売】でお伝えした、[山崎製パン(2212)]の「沖縄黒糖入りロシア」「沖縄黒糖メロンパン」を紹介。「メロンパン」の方は比較的簡単に見つかったのだが、「ロシアパン」は探すのに一苦労。4件目の店でようやく見つけた次第。相当人気があるのかもしれない。

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「沖縄黒糖入りロシア」「沖縄黒糖メロンパン」
「沖縄黒糖入りロシア」と「沖縄黒糖メロンパン」

「沖縄黒糖入りロシア」と「沖縄黒糖メロンパン」は沖縄産の黒糖を用いて創られた菓子パンで、生産量の都合から5月31日までの限定生産となっている。

「沖縄黒糖入りロシア」は沖縄で育成された「さとうきび」を元に、創られたミネラル分豊富な「沖縄産黒糖」を100%用いて作られたロシアパン。ボリューム感に加え、黒糖独特の風味が活かされるよう、ふんわり感に気を使ったという。一方「沖縄黒糖メロンパン」は、中の生地と皮の部分のビスケット生地に黒糖を練りこみ、風味豊かでさっくりとした食感に仕上げている。

「沖縄黒糖入りロシア」
「沖縄黒糖入りロシア」。大きさ比較のために500円玉をおいてみる

写真にもあるように、その名に恥じぬほど「沖縄黒糖入りロシア」は大きい。長さは約250ミリ、幅は約100ミリほど。重量は200グラム強にも及ぶ。ちなみにスペックは熱量628Kcal、脂質16.3グラム、ナトリウム566mg。当方が買った店では128円だった。

「沖縄黒糖入りロシア」断面図
「沖縄黒糖入りロシア」断面図

断面図はこんなところ。ごく普通のロシアパンで中にクリームや黒糖の蜜が入っているわけではない。味わいも普通のロシアパンに、黒糖独特のやさしい甘さがふんわりと織り込まれている感じ。一般のロシアパンではクリームが中に入っていたり表面に砂糖がかけられているものだが、黒糖の香りと甘さがパンそのものを包み込んでいる形で、何もつけずにこのままでもパクパク食べられる。

ぜいたくをいえば、ロシアパンによくありがちな砂糖がけのシャリシャリ感を黒糖で出して欲しかった。ともあれボリュームが相当なものなので、一度に食べようとすると挫折するかもしれない。ご注意あれ。

「沖縄黒糖メロンパン」
「沖縄黒糖メロンパン」形はごく普通のメロンパン

一方こちら「沖縄黒糖メロンパン」は見た限りではごく普通のメロンパン。大きさも直径135ミリ、高さ60ミリ程度と両手に収まるサイズ。重量は115グラム。スペックは熱量447Kcal、脂質12.6グラム、ナトリウム270mg。当方が買った店では108円だった。

「沖縄黒糖メロンパン」断面図
「沖縄黒糖メロンパン」断面図。こちらも中身は素の生地

断面図はこのような形。先に紹介した記事では「中の生地と皮の部分のビスケット生地に黒糖を練りこみ」とあるが、中の生地は普通のメロンパンと同じ色だった。甘みの部分に用いているのだろうが、見た目が変わっていないので少々残念。

一方皮の部分はいかにも「黒糖使いました」と自己主張しているかのような色。むしろ「これはもうメロンパンじゃないだろ」と突っ込みを入れたくなる。味も普通のメロンパンにありがちなビスケットの甘さが、黒糖でさらりとやさしい感じがする。いいね、これ。

両者を試食してみたが、メロンパンの方はビスケット内の黒糖の印象が強く、生地の甘みが薄れてしまっているのが少々残念。ロシアパンの方が食べ応えがあるし、柔らかな甘さを存分に堪能できるような気がする。

苺(いちご)が旬の時にはさまざまないちごをあしらったお菓子やパンが店頭に並び、「もうそんな季節か」と実感させてくれるもの。どうやらこの時期は沖縄の黒糖にとってその「旬の時期」に該当するようで、今回の山崎製パンの2品目以外に複数企業から「沖縄黒糖」の名を冠した調理パン・菓子パンを見かけることができた。

それらのパンを見るたびに、沖縄のじりじりと照りつく灼熱の太陽と陽気な雰囲気、そして黒糖の甘く、そしてあっさりとした味わいが口の中に広がってくる。そんな気分になるのだった。

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