電子レンジで一歩先行く料理を作れる便利アイテムたち
2008年04月07日 12:00
当方(不破)は一人暮らしであることや減塩などの食事療法が必要なことから、自炊をする機会が圧倒的に多い。必要性にかられて【レシピ雑記帳】のようなレシピサイトを作りちまちまと更新するようにもなったが、つくづく思うのは「料理の世界は非常に奥深いものがある」ということ。料理のレシピ自身はもちろん、素材や材料など追及し始めたら当方のような素人レベルでもきりがない。その中でも気に入っているのが「電子レンジ」。色々な料理が手軽に、しかも安全に作れるのはポイントが高い。そんな電子レンジの料理をより便利に、楽しくしてくれるアイテムたちがNHKの[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]で紹介されていた。気になるアイテムばかりなので、ここでまとめてみることにしよう。
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●電子レンジで「焼き物」が出来る「遠赤はさみ焼」
最初に紹介されていたのは、電子レンジで石焼き風の料理が作れる『遠赤はさみ焼』。電子レンジの調理というと加熱したり乾燥させたり発酵させるのがメインで、火であぶるような調理方法はできないはず(マイクロ波が内部から食材を温めるため焼き目ができず、肉汁がにじみ出てしまう)……なのだが、この「遠赤はさみ焼」を使うと焼き物も作れるという。
この「遠赤はさみ焼」は名前の通り食材を上下から挟んで電子レンジで加熱する。本体はマイクロ波が当たると高温になる素材で出来ていて、プレートそのものの遠赤外線が内部にはさんだ食材を「焼く」仕組みなのだという。きれいに焼くため、あらかじめ上のプレートを何分か電子レンジで温めておくと、いっそうおいしくできるとのこと。
番組では焼き目がくっきり出ているハンバーグや鮭の切り身、野菜炒めも作っていた。電子レンジでの焼き物作りなら、時間の調整も容易なのがありがたいとのこと。また、油もカットできるという効用もあるようだ。
●気軽に肉じゃがや五目うま煮が作れる「レンジクック」
続いて紹介されていたのは【キユーピー(2809)】の素材セット『レンジクック』。「肉じゃが」の場合は調味料や具材が袋の中に入っていて、そこに皮を切り適切な大きさに切り分けたじゃがいもを入れてファスナーを閉じ、電子レンジに入れるだけ。あとは加熱すれば肉じゃがの完成。電子レンジのマイクロ波だけでなく、密封された袋内で発生する蒸気の圧力によって、鍋で煮込むよりも短時間で出来上がるという。煮崩れも防げるという。
他に白菜を加えるだけで出来上がる「五目煮」もあるが、いずれも「簡易圧力鍋」のような仕組みを袋に持たせるという工夫が「簡単便利」な電子レンジクッキングを可能にしたといえよう。
番組内でも語られていたが、電子レンジは火を使わないので、(たとえば卵を加熱するような無謀なことさえしなければ)きわめて安全で料理を作るハードルも低く抑えることができる。しかも加熱している最中は注視することなく他の作業を平行して行えるため、手間をかけることなく時間の節約にもなる。また、すぐに調理にとりかかれるため、食事の時間が変則的になりがちな人でも、それなりにおいしい料理を手軽に味わうことができるのもポイントが高い。
調子にのって使いすぎると電力消費量がかかりすぎ、翌月の電気料金の請求で腰が抜けることになる場合もあるが、それでも電子レンジの便利さにはなかわない。電子レンジで広がる素敵なお料理ワールドを体験したい人は、是非試してほしいものだ。
(最終更新:2013/09/07)
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