片手でぱくり・のり巻きのようなおにぎり「片手でごはん」シリーズ登場
2008年04月05日 12:00
【スリーエフ(7544)】は4月4日、かつて1999年に発売した「片手でごはん」シリーズを復活、さらに新しいタイプの商品も加えて4月9日から発売すると発表した。価格は180円~200円。のり巻きのような独特の外見が特徴(【発表リリース】)。
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片手でごはんシリーズ
「片手でごはん」シリーズは「~しながら手軽に」をコンセプトにおにぎりやお寿司、チルド調理パンなどをワンハンド(片手)で食べられる形態にしたモバイル食品。具材がひとめで分かり、一口目から具を食べられることから、1999年10月の発売時には大ヒットとなるだけでなく類似商品が発売されるなど、大いに軽食市場をにぎわせた。
今回再登場ともいえる形で発売されるのは、ごはんシリーズに加えてトルティーヤ(すり潰したとうもろこしや小麦から作るメキシコの伝統的な薄焼きパン)で巻いたラップサンドシリーズの計4種類。
(1)「片手でごはん カツ丼おにぎり」……185円
和風だしの甘味がしみ込んだ柔かいトンカツと玉子のカツ丼の具を巻き込んだ。
(2)「片手でごはん サーモンチーズ寿司」……180円
サーモンと玉葱のマリネ、クリームチーズを一緒に巻き込んだお寿司。
(3)「ラップサンド ローストチキン」……190円
ローストチキンとレタス・キャベツなどたっぷりの野菜をサルサを練りこんだトルティーヤ生地で巻いた。
(4)「ラップサンド ベーコン玉子」……200円
ベーコン、玉子、玉ねぎをトルティーヤで巻き、味のアクセントにタルタルソースを添えている。
見た目はご飯がのり巻き、ラップサンドが[マクドナルド(2702)] で販売中のマックラップのようで馴染み深いものがある。ご飯を食べながら他のことをするというのが行儀的にどうなのかはさておくとして、便利であることに違いはない。
ただし、見た目に「馴染み深さ」があるということは、以前の発売時と比べると「斬新さ」が失われているということでもある。レパートリーの豊富さはうれしいポイントだが、それだけで消費者の目を釘付けにできるかどうかとなると多少難しい。あとはいかにおいしくいただけるか、中身が勝負どころといえるだろう。発売後の動向に注目したいところだ。
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