午後のお茶の時間をちょっとかしこくすごせる品々

2008年04月02日 19:35

紅茶イメージ元々ヨーロッパでは一日朝と夜の二食のみの食事しかとらない習慣があったため、お茶(とおやつ)の時間は小腹を満たすために欠かせないものだった。また日本でも「茶屋」に代表されるように、一息つく時にはお茶は必要不可欠なもの。もちろん当方(不破)もお茶は大好き。和洋を問わず人の心を和ませるお茶のひとときを優雅に過ごすための、ちょっとしたアイディア商品たちが[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]で紹介されていたが、お茶好きな当方としては見逃すわけにはいかない。ここでまとめておくことにする。

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一人用茶こしスプーン「ティースティック」

ティースティックイメージ最初に紹介されていたのは、茶葉を一人分だけこすことが出来る一人用茶こしスプーンこと『ティースティック』。スティックのスプーンのように切込みが入っている部分からお茶の葉をすくいとり、カバーを閉じる。そしてスティックをそのままカップのお湯に入れるだけでOK。適当な時間が経ってお湯がお茶になったらスティックをスプーンのように受け皿においていただきますという感じ。ティーポットもスプーンも要らず、一人分のお茶がすぐ作れる便利アイテムとして紹介されていた。

ちなみに「ティースティック」という名前の商品は数多くあるが、今回紹介されていたのはガミラデザイン社によるもの。別メーカーではお茶を作ったあとの茶葉が取り出しにくかったり、穴から次々と茶葉がこぼれ落ちるという話も入っているので注意が必要かもしれない。

茶こし付きマグカップ「急須コップ 楽ティー」

急須コップ 楽ティーイメージ次に紹介されたのは、まさにものぐさな当方のためにあるようなアイテム。急須とコップが一つに合わさった、言い換えれば「コップと茶こし(フィルター)」が一体化したコップ【急須コップ 楽ティー】。まずはプロモーション動画を見てもらおう。使い方が一発で分かるはず。




急須コップ 楽ティーのプロモーション動画

要はコップのふち、口にあたる部分がはじめからフィルターになっている代物。コップに直接お茶の葉を入れてお湯を注ぎ、飲むときはフィルターの部分を口にあてておもむろに飲む、というもの。はたから見れば多少間が抜けているようにも見えるが、非常に合理的であることに違いはない。

ワンプッシュでお茶が出せるティーポット「マルチティーポット」

急須コップ 楽ティーイメージ最後に紹介されていたのは、ワンプッシュでお茶が出せるティーポット『マルチティーポット』。容器の内部上部部分でお茶葉にお湯をそそいで抽出させ、好みの濃さになったらボタンを押す。すると、お茶になったお湯が全部容器の下の部分に出されてしまうという仕組み。

急須でお茶を作った場合、残ったお茶をそのままに放置するとどうしても渋くなってしまう。しかしこの「マルチティーポット」なら、お茶が好きな濃さになった時点で全部下に落とせるから、それ以上の濃さになる心配は無用となる。考え方はシンプルだが、非常にナイスなアイディアの商品。


お茶の時間を有意義に過ごすためには、周囲の適切な環境(騒がしくては心も落ち着けない)、お好みのお茶の葉、そしてちょっとしたお菓子が欠かせない。さらに今回紹介したような、アイディア満載なアイテムがあれば、よりいっそう素敵な時間をすごせることだろう。

ざっと見た限りでは上二つは半ばネタ的な雰囲気もあるが、一番下の「マルチティーポット」はなかなか使いでがよさそうに見える。もし実際に使っている人がいたら、是非感想を教えてほしいものだ。


(最終更新:2013/09/01)

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