古いけど新しい!? CoCo壱番屋で「ライスカレー」期間限定発売
2008年04月03日 06:30
カレーチェーン店の【壱番屋(7630)】では6月末までの期間限定でカレーメニューに「ライスカレー」を提供している。730円(税込み)(【告知ページ】)。
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ライスカレー
「CoCo壱番屋」のカレーといえばさまざまなトッピングや量を自由にカスタマイズして注文ができるという、カレー好きにとってはパラダイス的な存在の店舗。今回登場する「ライスカレー」も(期間限定ながら)カレーのレパートリーが増えるという意味ではカレーファンにとってうれしいお話。ちなみにスペック的にはエネルギーが846キロカロリー(ライスカレーソース220グラム・ライス300グラムの場合)、塩分2.8グラム。材料原産地は国産(じゃがいも、玉ねぎ、にんじん)、アメリカ産(豚肉、にんじん)、ニュージーランド産(グリンピース)。
「ライスカレー」の見た目は昭和30年代から40年代に流行った、いわゆる「古き良き昭和時代」におけるカレーライス。じゃがいも・たまねぎ・にんじん・豚肉という代表的なカレーの具がごろごろと音を立てるがごとく入っていて、それに加えて最近ではあまり見かけなくなったグリーンピースが加えられ、色彩上のアクセントを加えている。味も「やさしい香りにマイルドでさっぱりした後味」と説明されているので、やや甘口で柔らかな味わいなのだろう。
ちなみに「カレーライス」と「ライスカレー」の違いだが、イメージ的には「カレーライスをライスカレーと呼ぶのは昔の人」というイメージがある。正確には【S&Bのスパイス&ハーブ総合研究所によると】
俗には、御飯の上にカレーがかけてあり、それこそソースやしょう油をふって食べる大衆的な雰囲気のものがライスカレー、御飯とは別の容器にカレーが入って出てくるややハイカラなイメージのするものをカレーライスと呼ぶ、と言われています。しかしどちらの呼び方が正しいとは決められません。
ということらしい。実際には「昔風のカレーを演出上『ライスカレー』と呼ぶこともある」などという定義でも良いのかもしれない。
刺激の強い辛さで提供される今風のカレーも良いが、たまにはタイムスリップしたかのような感覚にとらわれる「昔なつかしのライスカレー」を口にするのも、おもむきがあってよいだろう。
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