「ヘブンリースプーン」公式サイト

ハーゲンダッツのアイスクリームといえばおしゃれなデザインのミニカップに収められ、通常のアイスクリームの販売ケースにではなく、冷凍食品のガラス棚の中のやや高めの位置で、購入者の手が届くのを待っている。その気品高さや重厚感、味わいの深さ(そして価格)には、他のアイスクリームとは別扱いを受けられる意義はある。

そのハーゲンダッツの中で「いちばん、わがままに作りました。」とあるのだから、その味わいは想像すらできないものがある。

販売される予定の「ダージリン」「カカオ」の詳細情報の公開は5月1日から。いわく、「惚れ込んだ希少な素材を惜しげもなく使って、えも言われるくちどけが生まれました」とのこと。今のところ「ダージリン」は「長い余韻がすばらしい」「有機栽培を貫くマカイバリ茶園の夏摘みリーフを、香りごと閉じ込めた」、「カカオ」は「華やかでミステリアス」「世界中のショコラティエを虜にする、稀少なクリオロ種系マダガスカル産のみ使用」とだけ説明されている。

販売開始は5月9日正午から。ちなみに価格は120ミリリットルサイズのカップ6個入りが「ダージリン」は6000円、「カカオ」は5000円。保存容器、ドライアイス、配送料、消費税すべて込みこみの価格。あのサイズで1カップ1000円前後という価格設定からだけでも、「ヘブンリースプーン」がいかに特別なアイスクリームであることがわかる。

ちなみに数量は「ダージリン」が3500セット、「カカオ」が2500セット限定とのこと。どれほどのニーズがあるのか今現在のところは分からないが、ハーゲンダッツファンには注目のアイテムであることに違いはない。