桃太郎電鉄誕生20周年記念タイトルはDSでオンライン対戦も可能に

2008年04月04日 06:30

ゲームイメージ【ハドソン(4822)】の人気タイトル「桃太郎電鉄」の【公式サイト】は4月2日、「桃太郎電鉄」が世に送り出されてから20周年になるのを記念、さまざまなイベントを開催すると共にニンテンドーDS用タイトルとして『桃太郎電鉄20周年』を12月に発売すると発表した。価格未定。詳細は逐次公式サイトなどで告知していくという(【発表ページ】)。

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「桃太郎電鉄」シリーズはさくまあきら氏監督・土居孝幸氏イラストによる、鉄道会社の経営を題材にしたすごろく型ボードゲーム。「モノポリー」にすごろく要素が加わり、鉄道会社をテーマにし、イベント性を高めたようなもの。当時発売されていた人気ゲーム『桃太郎伝説』のキャラクタたちを登場させる形で、1988年12月にファミリーコンピューター用として発売された。

ゲームそのもののルールの簡単さ・ハードルの低さと、鉄道会社のさまざまな経営手法が楽しめたり、地域の特性を体験できる幅広いエンタテインメント性が多くの人に評価され、次々に新シリーズが登場、現在に至っている。展開メディアも家庭用ゲーム機だけでなく携帯ゲーム機、さらには携帯電話にまで進出している(【一覧ページ】)。

今回発表された20周年記念タイトルこと、タイトル名もそのままに『桃太郎電鉄20周年』の特徴は次の通り。

・シリーズ初のオンライン対戦……ニンテンドーWi-Fiコネクションへの対応
・グラフィックの3D化
・新ボンビーの登場……「ロシアンボンビー」。マトリョーシカのような形をしているが……
・歴史上の登場人物が多数登場(!?)
・タッチペンによる操作に対応


イメージビジュアルやゲーム画面は公式サイトの他、先日行われた発表会に関する各誌レポートに掲載されているのでそちらをごらんあれ(例:【GAME Watch】)

なおゲームの監督であるさくまあきら氏は、かつてXbox360版で『桃太郎電鉄』が発売された時に、同タイトルにオンライン対戦機能がついていなかったことに対し「自分はオンラインの知識がない。今後も(オンライン対応は)無理。オンラインに関する勉強をする暇はない。そんな暇があるのなら東大でも受験する」といった趣旨の発言を【自分の日記上で行っている】

今回DSで『桃鉄』シリーズとしては初のオンライン対戦機能が導入されたことで、驚きを隠せないファンも多いだろう。おそらくはユーザーからのニーズが非常に多かったのか、オンラインに詳しいスタッフがついたのだろう。あるいは本当に東大を受験し、オンライン化の方が簡単だと認識したのかもしれない(笑)。

ともあれ期待要素が山盛りの「桃太郎電鉄20周年」、詳細の発表を心待ちにしたいところだ。

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