コカ・コーラが「1.65リットル スリムボトル」を4月21日から導入

2008年04月18日 06:30

1.65リットル スリムボトルイメージコカ・コーラシステムは4月17日、大容量かつ持ちやすくてそそぎやすい、さらには冷蔵庫にも収納が容易な新大型ペットボトル「1.65L(リットル) スリムボトル」を4月21日から導入すると発表した(【発表リリース】)。

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1.65Lスリムボトル(左はアクエリアス、右は爽健美茶)
1.65Lスリムボトル(左はアクエリアス、右は爽健美茶)

コカ・コーラシステムではこれまでにも1Lペットボトル「ミディPET」や新型の450mlペットボトル「スリムボトル」などさまざまなパッケージを展開している。今回の「1.65L スリムボトル」もその一つで、「新型の大容量ペットボトル」がコンセプト。

開発理由は次の通り。

「たっぷりサイズのパッケージを買いたいというニーズが存在する一方、「持ちやすさ」、「注ぎやすさ」、「収納性」など機能性を求める消費者の期待が寄せられておりました。このたび開発された「1.65Lスリムボトル」は、このような消費者ニーズに応える、ユニバーサルデザインの視点を取り入れた新型の大容量ペットボトルです」

「薄型の「1.65Lスリムボトル」は、女性や子どもにも持ちやすく、注ぎやすい設計となっています。大容量なのにかさばらず、スッキリと収納することができる形状は、一度に複数本まとめての買い物や、その後の家庭での余剰スペースでの収納に適しているばかりでなく、一方で廃棄時にはつぶしやすく、ペットボトルの廃棄が容易になります」


要は「大量に入るけど持ち運びしやすく」「そそぎやすく片づけしやすく」「捨てるときにも簡単」な大きさ・形になっている。そして今回発表された「1.65Lスリムボトル」はアクエリアスと爽健美茶が対象だが、今後他の種類にも導入されるようだ(「から」導入、という表現がある)。

「1.65Lスリムボトル」ではリサイクルしやすさを特にアピールすべく、パッケージにはペットボトルを手で握るイラストを描いたアイコンや、「スリムボトル」「スッキリ収納」というキーワードを配し、スリムで注ぎやすいことを明記していくという。

2リットルサイズと比べて薄くなり、つぶしやすくなったことをあらわすアイコン
2リットルサイズと比べて薄くなり、つぶしやすくなったことをあらわすアイコン

つぶしやすいかどうかは実際に手に取ってみないと分からないが、「冷蔵庫にもスッキリ収納できる」という点は確かに効用がありそうだ。今後2リットルサイズに比して人気が出れば、他の種類でもよく見かけるようになるだろう。

ちなみにペットボトルの機能性の充実もさることながら、2リットルサイズの実売価格(アクエリアスで330円前後)や容量の減少もあわせて考えると、実質的な値上げと受け止めることもできる。これも一種の「ステルス値上げ」なのかもしれない。


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