ソファーバージョン

必要な時にはベッドに早代わり

普段は長さ2.2メートル奥行き1メートルほどの大きめなソファーとして用いる。ベッドとして使う時にはパーツをスライドさせることで、やはり長さは2.2メートル、幅1.3メートルほどの大きめなベッドに早代わり。15センチほどもあるマットレス部分が、ソファーの時にはお尻をしっかり包み込み、ベッドに変形した時には快適な睡眠時間を提供することになる。残念ながら価格は不明。

Flouのサイトの面白いところは、このAgoraをはじめさまざまな寝具をセミオーダーできること。注文画面に移行すると、ベッドの生地や枕の材質などさまざまなパーツを自分で選び、その完成予想図を3Dの画像で閲覧することができる。一方向だけでなく、回転させたり真横から見たり、拡大や縮小など自由自在。自分のイメージにあったデザインのセットを作り、注文できるのはありがたい。

カスタマイズ中。注文しなくとも頭の中のイメージを3D化するだけでも面白い

なおこの「Agora」は注文時に顧客が好きなようにカスタマイズできることや、底面についているハンドルで「変形」をサポートしてくれるという特徴があるが、先の「二段変形ロボベッド」のような特殊ギミックは無い。「ハンドルを別にすれば日本にも結構あるのでは……」と思って『楽天市場で検索したところ』、かなりの商品数を見つけることができた。中にはソファー、ベッド、平らなベッド、3タイプに変形できるものもある。

どうやら「場所を有効に使いたい」という思いは世界共通のようだ。

■関連記事:
【引越しが10分で終わる家具セット】

(最終更新:2013/09/02)