そもそも中華料理店で出される料理のように、チャーハン(炒飯)がパラパラに仕上がらず「べちゃっ」「べたっ」とする、つまり水気を感じさせるのは、火力が足りないため。一般家庭のコンロでは不可能な場合が多い。【キユーピー(2809)、チャーハンを美味しく仕上げるのにマヨネーズが有効と発表】にもあるように、マヨネーズを使えばその成分がうまく作用してぱらぱらに仕上がるそうだが、これはあくまでも最後の手段。また、当方のようにマヨネーズが苦手な人には(例え仕上がりで自身の味がほとんど消えていたとしても)抵抗感がある。

掲示板で寄せられた意見は

というものだった。

色々調べてみるとこの情報、本当らしい。時々主婦向けの番組でコラム的に取り上げられるネタとして、この手法が紹介される。番組毎に説明のしかたが微妙に異なるし、場合によっては方法だけしか語られないこともあるが、まとめると、

これらの理由から、「ホットプレートを使うとチャーハンがパラパラになる」ようだ。

「らしい」「ようだ」だけでは歯切れが悪いので、実践してみることにした。別所で説明する携帯電話固定用の機器を調達し、携帯の動画機能で撮影。レシピはせっかくだからと自分の別サイトから【卵と豆腐の焼き飯】をピックアップ。

調理の過程は上記動画から(【直接リンクはこちら】)チェックしてほしいが、確かにホットプレートで作るとフライパンで作るよりは水分が飛んでぱらぱらに仕上がる。ご飯に対してまんべんなく熱が浸透するため、火が通りやすいという話は本当だった。もちろん先にあるように、マヨネーズを併用すればよりいっそうパラパラで美味しいチャーハンを作れることだろう。

また作っている過程でもう一つのメリットを見つけた。それは火を使わないので通常の「コンロでの料理」と比べれば安全に料理できること。子どもと一緒に、あるいは子どもに教えてながら料理を作ろうと考えている人も、これなら安心して手がけられる。

有益な情報とちょっとした工夫で、より素敵な人生を過ごせることもある、という好例かもしれない……たかがチャーハン一つで大げさかもしれないが(笑)。

(最終更新:2013/08/11)