第二位にはシリーズものの最新作『世界樹の迷宮II 諸王の聖杯』が。メジャーなタイトルを冠しているわけではないものの、『ウィザードリィ』や『ローグ』などオーソドックスな迷宮探索型ロールプレイングゲームを好む人には「かゆいところに手が届く」ゲーム。地味だが何度でも楽しめる、まるでスルメのような(これもまた古い表現)一作としてお勧めできる。ただ一部に調整不足との意見もあるので、賛否が多少分かれているのが気になる。このシリーズに初挑戦の人はまず前作『世界樹の迷宮』を手がけることをすすめたい。

第三位は『Wii Fit』がランクイン。海外版のバランスボードは日本版と比べてより強固に作っているという話も聞くが、あるいは日本でもオプションで発売すると良いのかも……と思ったりする。むしろそういう強固版を必要とする人の方が、ニーズは大きいのかもしれない。体重制限のある体重計などナンセンス、というのと同じだろう。

第四位には新作『無双OROCHI』が。「無双」という言葉が入っていることからも分かるように、コーエーのアクション格闘ゲームのPSP版。「真・三國無双」「戦国無双」のキャラクタ計77人が登場するもので、3人一組の「切り替えチームバトル」を採用している。さらにPSPのアドホック通信を使い、2台の間で共に戦う共同プレイも出来る。購入者からの反応が異常に高いのが逆に怖いくらい。

今回計測週は新旧おりまぜたランキングとなったが、やはり『スマブラ』のパワーには他の新作も太刀打ちできなかった。販売本数は落ちているのだが、それでも他の新作を凌駕するほどパワフルな人気、ということなのだろう。来週は新作がトップにつき、トップページサイドメニューの代表画面切り替えができると思うのだが(笑)。

(最終更新:2013/08/16)