6月末の日経平均株価は……? 最多数意見は「1万5000円台」

2008年03月03日 06:30

株式イメージ当サイトで昨年末から2月末までトップページで行ったアンケート調査の結果によれば、今年6月末における日経平均株価予想は1万5000円台とする意見がもっとも多かった。一方で1万2000円台、2万円以上とする回答も多数を占め、市場の不安定さが再確認できる結果ともいえる。

スポンサードリンク

当調査は2007年12月29日から2008年2月29日までの間、当サイトトップページ左のメニュー部分で行なわれたもので、有効回答数は126票。投票項目は2万円以上を一番上に設置し、以下順番に株価設定が下がるように配してある。

具体的な投票結果は次の通り。

「6月末の日経平均株価は?」投票結果
「6月末の日経平均株価は?」投票結果

最多得票を得た1万5000円台は全体の2割近くを占めている。以下1万2000円台が14.3%、2万円以上が11.9%などの結果。この3価格帯が上位を占めているものの、他の価格帯もそれなりに票を得ており、投票した側でも予想が付きにくい状態にあることがうかがえる。

ちなみにそれぞれの株価階層の中央値と得票数を勘案し(1万円未満は8000円、2万円以上は2万0500円と概算)、平均値を算出したところ、1万4670円という結果が出た。案外このあたりに落ち着くのが正解なのかもしれない。

過去一年間の日経平均株価動向
過去一年間の日経平均株価動向

6月末までにはあと4か月ほどある。それまでに市場がどのような動向を見せるのか、さまざまな推測が行なわれており、見通しは立ちにくい。ただし市場そのものは投資家の意思決定の集合体でもあるので、今回の調査結果もまったく的外れではないともいえる。

今後も注意深く市場そのものと、市場に影響を与えうるさまざまな事象について、状況を見つめていく必要があるのだろう。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ