世界最年少の「億万長者」は23歳のSNS創設者

2008年03月08日 12:00

お金持ちイメージ先に【ビル・ゲイツ氏、世界一のお金持ちの座をバフェット氏に譲り渡す・13年ぶり】でも報じたようにアメリカの経済誌フォーブスは3月5日、世界の10億ドル以上の資産を持つ億万長者たちこと【世界の億万長者(The World's Billionaires)】を発表した。それによると、アメリカのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の大手である【Facebook】の創設者でありCEOのMark Zuckerberg(マーク・ズッカーバーグ)氏が遺産相続などによらない最年少の億万長者になった(【該当ページ】)。

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Mark Zuckerberg氏とFacebook
Mark Zuckerberg氏とFacebook

ズッカーバーグ氏はハーバード大学に在籍中の2004年2月に自分の寮内から学生向けSNS「Facebook」を設立。その後学校を出て(休学後、中退)シリコンバレーに足を向ける。現在Facebookは利用者6600万人を数え、売上高は年間1億5000万ドルにも及ぶという。多数の会社が買収などのアプローチをかけているが、Facebook側ではまだそれに応じていない。

マイクロソフトは2007年10月に2億4000万ドルで1.6%のFacebook株式を購入している。ここから逆算して「Facebookには150億ドルもの価値がある」と主張する人もいるという。フォーブスではひかえめに時価総額を算出し、50億ドルとし、そこからズッカーバーグ氏が保有する30%の株式をかけて15億ドル(約1500億円)の億万長者であると認定した。

「人々を呼び込む仕組みを作ることが商売繁盛の秘訣になる」という言葉がある。学生にターゲットを絞り、シンプルな機能ながらもカスタマイズの柔軟性に富んだSNSという世間のニーズにマッチした「仕組み」を世に送り出したズッカーバーグ氏は、まさに「アメリカン・ドリーム」を体現しているといえるだろう。

(最終更新:2013/08/10)

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