「寝ているだけで月収120万円男」、新たな「寝てるだけで」ビジネスを開始
2008年03月20日 08:00
先に【寝ているだけで一か月で120万円稼いだ男】でお伝えした、「自分がしたいのは寝ることだけだから、それでお金を稼ごう」との考えから「自分の寝姿をショーのように見せて集客し、広告収入を稼ぐ」方法で本当に一か月で120万円稼いでしまったオランダの学生(該当サイト:【SLEEPINGRICH.COM】)。今度はそのビジネスモデルを元に、新たなビジネスへの挑戦を始めた。とはいえ現在の「寝てるだけ」の仕事も止めないため、連携した「サイドビジネス」となる。彼が始めた、新たな「サイドビジネス」とは……
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ebayでの販売投稿記事。彼の新たな伝説が始まる……のか?
いつものように(!?)画面を見ると、彼は相変わらず寝ている。すでに以前の記事から5日ほど経過したが、稼いだお金は1万3700ドルとさらに1700ドル(17万円)ほどかさ上げされている。「あがり」は相変わらず順調のようだ。さてページの右上を見ると「ebay AUCTION!」の文字とボタンバナーが見える。これをクリックすると閲覧できるのが、上記写真のページ(【オークションの該当ページはこちら】)。
もうお分かりだろう。彼はebayで、自分の寝室の壁を「宣伝用スペース」として販売しているのだ。
ebayでの説明によれば、この広告スペースには(すでにあるような)広告主が宣伝したいURLを掲載できる。権利は10日間の単位で販売され、競売価格は500ユーロ(7万7000円)から。いわく「管理人は世界中の放送局や新聞社からインタビューを受けているほどの有名人。直近2週間で世界中から24時間フルタイムで38万6000人もの来訪者が来ている、このワールドワイドなサイトで紹介されるのだから、世界中へのアピールにはぴったり」とのこと(ちなみに記事執筆時点では入札件数はゼロ)。
元々「人のプライベートをかいま見る(のぞき見る)ことに興味がある」という人間の深層心理をうまくついた「寝るだけでひと月120万円男」のサイト。今度はその「24時間誰もが必ず世界中のどこかから自分の部屋に要る、寝ている自分を見ている」特徴を活かし、寝ている姿(と共に映し出される壁)を「広告スペース」という商品に仕立て上げてしまった。本人は「単に寝ているだけ」と主張するが、実は相当なアイディアマンに違いない。
もっとも最近は寝ることにも少々飽きを感じているようだ。いわく「普段は友人とMSNメッセンジャーでチャットをしたりゲームをしてる。他には自分のサイトを介して世界中の人と話をしてるんだ。でも背中は痛いし退屈してる。家の外に出たいよ」と愚痴をこぼしている。
ebayの説明文によると、彼は将来自分のTシャツを販売する予定もあるという。「寝ているだけで暮らしている男・sleepingrich.com」がブランド化し、世界中の人たちに向けて各種グッズが販売される日もそう遠くないかもしれない。
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