鍋? パソコン!? 猫が入りたがるところランキング
2008年02月22日 06:30
検索エンジンgooにおいて実施されていた【猫が入りたがるところランキング】の結果発表が行われ、第一位には歌に歌われすらしている「コタツ」がついた。暗くて狭くてしかも温かいとなれば、彼らの目には絶好の「隠れ家」と見えるのだろう。
スポンサードリンク
今調査は2008年1月22日から2008年1月25日、gooリサーチのモニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したもの。集計母数は掲示されていない。
今日は2月22日ということで「にゃん・にゃん・にゃん」と読めることから「猫の日」なのだという。くだんの「萌えの日」ばりに強引なところもあるが、愛猫家にしてみれば一年中が「猫の日」のようなものだから定義などどのようなものでも良いのかもしれない。
さて猫は元記事にもあるように元々警戒心が強く、単独行動を好む。狩猟をしていた時のDNAが騒ぐのか、獲物から身を隠すかのごとく暗くて狭い場所が大好き。去年大ブームを巻き起こした「ねこ鍋」や、投稿写真でよく見られる「修理中のパソコンに紛れ込む猫」「ティッシュペーパーや段ボールの箱に潜み、顔をのぞかせる猫」が良い例。ましてやよく眠る彼ら・彼女らにとって、温かい場所ならばベスト・プレイスとなりうる。冒頭の「♪猫はこたつで丸くなる」の歌のフレーズにもあるように、彼らが好きな条件の揃った「こたつ」はまさに「パラダイス」な場所なのだろう。
第二位の「ふとん」も、三条件をそろえた「猫にとってのパラダイス」なりうる場所。また体温で布団を温めてくれるため、彼らを「生体保温機」「生きてる湯たんぽ」と評することもあるくらい。愛猫と共に床に就く人はあまりいないだろうが、ありがたい存在と思う人もいるのではないだろうか。
第三位以降、「ベッドの下」「押入れのすき間」「空き箱」など、居住空間における「暗くて狭い場所」、言い換えれば「秘密基地的なところ」ばかりが揃っている。彼らの動向を見ていると、必至なようでどこか間抜けな面もあり、見ているだけで愛着が沸いてくるから不思議だ。そんな彼らの様子は愛猫家によって写真に映され、毎日のようにネット上に公開されている。
ランキング上には名前を見せていないが、彼らの習性をうまく見抜き「猫まっしぐら」とばかりに親しまれる『猫ちぐら』なるアイテムも存在し、彼らの人気を大いに集めている。「わら」を手で編んだ手製の猫の家で、新潟県の関川村の特産品だという。素朴な造形のインテリアとしても使われることが出来るこの「わら製の家」、彼らにしてみればやはりこたつ同様に「パラダイス」な場所なのかもしれない。
(最終更新:2013/09/02)
スポンサードリンク
ツイート