夜食に食べたいコンビニ商品、トップは気軽な日本食のアレ

2008年02月20日 06:30

おにぎりイメージ検索エンジンgooにおいて実施されていた【コンビニで売られている商品で夜食に食べたいものランキング】の結果発表が行われ、第一位には今やコンビニの食品コーナーでは欠かせない「おにぎり」がついた。夜食だけでなく忙しいビジネスマンや受験生の味方でもあるおにぎりの人気の高さが改めて把握できる結果となった。

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今調査は2008年1月22日から2008年1月25日、gooリサーチのモニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したもの。集計母数は掲示されていない。

トップについた「おにぎり」は今や便利なパッケージに納められ、「ぱりぱり」な状態の海苔(のり)が巻かれたおにぎりですら食べられるようになった、時代の最先端を行く食事。食べる時に温めたりお湯を加える必要もなく、すぐに口にすることができるのも「ファストフード」のようでありがたい。主食としても間食としても食べることができ、さらにごはんや中身の具次第で単なる軽食から豪華な、あるいはインパクトのある変わった食事として堪能することもできる、日本が世界に誇れる料理スタイルといえる。また同じようなスタイルの食事といえる第五位の「サンドウィッチ」と比べても順位がここまで高いところをみると、やはり夜食には「米派」の方が強いようだ。

第二位は寒い時期には欠かせない「中華まん」。第三位の「おでん」とあわせ、この時期にはレジ横に設置され、見た目と香りで会計をしようとするお客たちを誘惑し「ついで買い」を誘う「魅力」を持つアイテムたちだ。ちなみにこれら「レジ横商品」は利益率・回転率共に高いため、お店側でもセールスに必至。以前は冬場のみの期間限定商品だったが、最近では夏場の終わり頃から導入する店も増えている。

以降第四位の「インスタントラーメン」はともかく、「パン・菓子パン」「スナック菓子」「チョコレート」「ケーキ」など、甘味系のものが見受けられる。これを男女別に見ると、【男性のランキング】ではボリューム感あふれる食材が上位につき甘味系の人気が今ひとつである一方、【女性のランキング】では上位三位はゆるがないものの、甘味やお菓子類の順位が男性と比べて高いのが分かる。やはり女性の方が甘味の魔力には弱いようだ。

「孤独のグルメ」から・コンビ二で買った夜食群イメージ一部では節約の心構えからそのスタイルに疑問符が投げかけられているが、24時間手軽に食事の素材を調達できるコンビニエンスストアは受験生や徹夜組には強い味方。しかしそもそも夜食とは小腹がすいたのを充足する他に、不足していると思われるエネルギーを早期に吸収する役割を持っている。下手に消化の悪いものやお腹一杯になるものを口にしてしまうと、エネルギーが補充しにくくなるだけでなく、満腹感から眠たくなってしまうかもしれない。

とはいえ、コンビニでの夜食調達は食べるとき自身はもちろん、買うときも楽しいもの。気が付くと買い物かごが一杯に……という経験もあるかもしれない。だからといって調子にのっていると、買って来た夜食で机の上を一杯にしてしまい、『孤独のグルメ』にあるように「何やってんだろう」と自問自答をする羽目におちいるかもしれないので注意が必要である。

(最終更新:2013/09/07)

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