ちょっと便利なアイディアマルチタップ

2008年02月14日 08:00

Socket Senseイメージ「たこ足電源」とも呼ばれることもあるマルチタップ。壁に設置してあるコンセントの数では不足していたり、電源を延長したりスイッチのオンオフを容易にしたり、最近では落雷時のトラブルを防ぐ機能も実装されているなど、非常に便利で馴染み深い家電商品の一つである。しかしそのマルチタップを利用している際、「差し込むACアダプタ同士が邪魔で差込口が使えなくなる」という経験はないだろうか。そのような不便さを一挙に解決してくれる(かもしれない)のが、この【Socket Sense】という商品。

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「Socket Sense」。まさにアイディア商品
「Socket Sense」。まさにアイディア商品

Socket Senseイメージ考え方としては非常に単純で「縦や横に同じようなスタイルで差し込もうとするからそれぞれのアダプタ部分がぶつかりあってしまう。ならば斜めに差し込むようにすれば良いではないか」「さらに差し込み部分同士の間隔を調整できればぶつかり合うこともない」という2点をマルチタップに採用したもの。

当記事右側に、具体的に利用した際のアニメーションGIFを掲載しておいた(後半で英語による紹介があるので多少邪魔かもしれないが……)。差込口を斜めにするだけでもアイディア賞ものなのに、それぞれの差込口の間隔を自在に調整できるという考え方は非常に感心できる。

差込口は6つ分。1.8メートルほどのケーブル部分を持ち価格は39.99ドル(4300円)。普通のマルチタップと比べたらかなり高めなので、「アダプタ同士が邪魔で接続できない部分を考えても、普通のマルチタップを2つ買ったほうが割安では?」という場合がほとんどだと思われる。とはいえ、アイディアとしては非常に優れており、場所節約やスマートなアダプタの集約方法としても見逃せない。

あるいは同じようなアイディアの商品が日本にもすでにあるかもしれない。この類の商品は発想がすべてで、一度思いついてしまえば商品化するのはさほど難しくないからだ。ともあれ、「なるほど!」と感心させられる商品であることに違いはないだろう。


【トリガー記事:Popgadget】

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