【更新】一番嫌いな野菜は「ピーマン」ではなくて……!?
2008年02月05日 08:00
C-NETが2月4日に一部発表した野菜に関する調査結果によると、インターネットユーザーの間でもっとも嫌われている野菜は「セロリ」であることが明らかになった。一方もっとも好かれている野菜は「たまねぎ」で、「ジャガイモ」や「トマト」も上位を占めていた([発表リリース])。
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今調査は1月18日から19日、インターネット上で15歳以上の男女300人から回答を得たもので、男女比は1対1。年齢構成比は10代・20代・30代・40代・50歳以上で均等割り当て。
「もっとも好きな野菜は?」との問いに対しては、全体では「たまねぎ」がトップについた。次いで「ジャガイモ」と「トマト」が同率2位。
もっとも好きな野菜は?
若年層ではジャガイモやトマト、サツマイモなどボリューム感のあるものが上位を占めているが、30代以降になるとたまねぎやキャベツ、なすなど柔らかくて味を吸収しやすい野菜が支持を集めるようになっている。また、全般的にキャベツ以外の「葉モノ」の人気が低いのも分かる。
一方で「嫌いな野菜」について「すべて」答えてほしいという設問に対しては「セロリ」と回答した人がもっとも多く25%に達した。
■嫌いな野菜は?(複数回答)
1.セロリ……25%
2.カリフラワー……13%
3.ピーマン……11%
4.アスパラガス……8%
5.ナス/ブロッコリー……8%
「好きな野菜トップ3」と比較すると、わずかに「なす」がかぶるくらいで後は見事に「好き嫌い」が二分されていることが分かる。個人的には「嫌いな野菜」は「ピーマン」がもっとも多いのではないかという印象があったが、「セロリ」がダントツの一位。独特の香りや苦味が、野菜嫌いな人にマイナスの影響を与えているのだろうか。
もっとも、「嫌いな野菜は特に無い」と答えた人も半数近くいたというのが、幸いといえば幸い。
データとしては公開されていないものの、「体に良いと思う野菜」は『ホウレン草』がトップで74%を占めた。これは間違いなく、缶詰めのホウレン草を食べてパワーアップをする描写が印象的な、漫画の「ポパイ」に影響されたといえる。また、今後食べる量を増やしたいのも「ホウレン草」がトップの31%。
データを見る限り、根菜類の野菜は人気が高く、葉モノの人気は低い。しかし「ホウレン草」に代表されるように「食べたい」「食べなきゃ」というニーズも大きい。今後どのように美味しく葉モノ、特にホウレン草を食べることが出来るが、料理を作る人、とりわけ主婦に求められることだろう。
閑話休題。好き・嫌い両方に姿を見かけることが出来なかった「ネギ」はどうしたのだろうか。単独で使われることこそ無いが、どんな料理にでもフレキシブルに使えるという点ではタマネギ以上の存在能力があると思うのだが……。
(最終更新:2013/09/07)
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