「Mana Energy Potion」の公式サイト。ゲーム画面風。色がアレだし、tastes great(素晴らしい風味)というコピーが逆に怖い

商品となる「マナポーション」こと「Mana Energy Potion」(左はイメージ、右は実物)

サイトにはなぜかファン向けの壁紙まで用意されている。怪しささく裂。

商品説明によると通常の人間の場合、マナの上限は100ポイントで、このポーション1本を飲み干すと160ポイントのマナ回復が出来る。もったいないこともあり、通常は半分ずつ飲むのが良いとされている。冷やして飲むと美味しくいただけるというアドバイス付き。

実際にはカフェインが大量に入っている清涼飲料水で、1本でコーヒー4カップ分に相当する(!)カフェインが含有。徹夜しがちなハードゲーマーにはまさに商品名どおり「マナを回復しパーティープレイを後押ししてくれるマジックアイテム」となる、とのこと。ちなみにサイズに関する言及はなかったが、1本あたり40ミリリットルとのことでさほど大きくはないようだ。

なお「マナポーション」内にはさまざまなビタミン(B1、B3、B6など)が含まれているが砂糖はナシ。熱量は1本当たり20キロカロリー。もちろん実際には何らかの病気を治療したり回復したり予防する効用は無い(あったら逆に怖い)。

色についても頭を抱えるゆかいな説明が行なわれている。含有成分のビタミンB12により、ドリンクが空気に触れて酸化するのに伴い、色が変化するのだという。そしてそもそも「ポーションたるもの個別差があるものだから」色にも違いがあって当然だとの言及。ただし色が違っても「マナポーションの効力に違いはありません」とのこと。

価格は2本で6.9ドル(約740円)。まとめて買うとお値引きしてくれるのだが、最大パックは144本で496.8ドル(約5万3000円)。1本あたり3.45ドルと半額になる計算だが、これだけまとめ買いすると色々な意味で問題がおきそう。

ちなみにこのマナポーション、12歳以下は購入不可。幼い魔法使いには効用がありすぎて使ってはいけません、ということだろう(笑)。

(最終更新:2013/08/13)