学校に行きたくない少年が取った方法とは
2008年01月09日 06:30
【BBC News】が伝えるところによると、クリスマス休暇の楽しさのあまり、年が明けても「学校に行きたくない」と考えたメキシコの少年が、自分の手を接着剤でベッドに固定するという事件がおきた。母親は「いつもは良い子だったのに、なぜこんなバカなことをしたのか分からない」と述べている。
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これは現地のReforma新聞が伝えたもの。Monterrey市郊外に住むDiego Palacios君(10歳)は年が明けて学校の授業が再開されても家で過ごしたいと思い、自分の手をベッドの骨組み部分に接着剤で固定。学校に通う時間になっても出かけた気配がないのをおかしく思った母親のSandra嬢が、ベッドにくっついたままの状態でテレビを見ているDiego君を発見。2時間ほどかけてマニキュアの除光液などで取り外そうとしたがかなわず、警察と医者を呼ぶ羽目になった。
結局警察と医者の苦労が実り、Diego君は数時間で「解放」。遅刻はしたがDiego君は学校に行くことができた。専門スタッフが専用のスプレーで接着剤を溶かしている間、Diego君は悪びれた様子もなく、ただ漫画を見ていたという。
母親は今回の我が子の所業について「とても良い子だったのに。なぜこんな馬鹿げたことをしたのか分からない」と嘆いている。一方当本人のDiego君はといえば、
「休みはとっても楽しかったんだもの(The holidays were such fun.)」
と取材した新聞記者にコメントしたという。
漫画などで休み明けに学校にいきたくないからといって、家の柱に自分の身体をロープで縛り付ける子どもの姿が描かれることはある。しかし本当に「接着剤で貼り付けて」しまうとは、まさに「事実は小説よりも奇なり」といったところだろうか。
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