世界に広がる物好きホテルの輪
2008年01月04日 08:10
以前【このままで天地無用です!? ポーランドの新名所はめまいと錯覚を起こす新感覚住宅】や【冷凍食品な気分を満喫!? ルーマニアで氷のホテル「Ice Balea Lake(氷のバレアラック)」オープン】でお伝えしたように、世界には多種多様な趣味やアイディアを持ち、住居、あるいはホテルを一風変わった造形にする人たちがいる。ある人は単なる自己満足・自己主張のため、ある人は観光名所としてアピールするため、ある人は企業の宣伝に。そのような「物好きホテル」の小特集が【DailyMail】で行なわれていた。
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●輸送機なホテル
ニュージーランドにある【テーマパーク】の宿泊施設の一つ。1950年代のイギリスのブリストル輸送機(Bristol Freighter)がそのままホテルになっている。いわく、「空飛ぶ気分でベッドイン」。
外から見た図と中の様子。ともあれ、飛行機野郎にはたまらない一晩を過ごせそう。
このテーマパークには他にも「ホビットモーテル」と称し、横穴式住居のような宿泊施設も用意されている。子どもにはこちらの方がウケがよいようだ。
●巨大犬なホテル
こちらはアメリカのアイダホ州にある、巨大な犬の形をした宿泊施設【Dog Bark Park Inn】。いわく、「世界最大の犬型民宿」。
巨大な親子犬の宿泊施設
元々木をチェーンソーで削ってさまざまな芸術品を掘り込む芸術家による作品。この宿泊施設は彼にとっても最大の作品というわけだ。
巨大な親子犬の宿泊施設
一部の作品は通信販売での購入も可能なようだ。ともあれ、犬好きな人や子どもには夢いっぱいの宿といえよう。
●下水管なホテル
最後に紹介するのは、下水用のコンクリートパイプを用いたホテル……というより簡易宿泊施設。オーストリアにある【Dasparkhotel】というところ。いわく「下水に暮らすネズミのような……ではなく、無我の境地を体感できるかもしれない宿」
コンクリートパイプで作られた宿泊施設。漫画だとごろごろと転がってしまいそうな(笑)
下水管用のコンクリートパイプをそのまま宿泊施設として利用。日本にもカプセルホテルというのがあるから、あながち利用法としては間違っていないのかもしれない。
ネット上で予約受付を行なうなど、システムも完備され意外に好評なようだ。何より(警備などの問題を除けば)シンプルで建造費用もあまりかからないのがよい。ともあれ、お笑い漫画道場の鈴木義司先生の気分を味わいたい人にはうってつけの宿といえよう。
元記事には他にも、木の樽製のものや牢屋、水上住宅、UFO型のボートなど多種多様な変り種の宿が紹介されている。それぞれの現地に足を運ぶ機会があれば、一度は泊まってみるのもよいだろう。話のネタ、そして一生の思い出になるに違いない。
(最終更新:2013/08/18)
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