株取引+ケータイ=株ケータイ ソフトバンクが「株ケータイ SoftBank 920SH YK」発売
2008年01月29日 08:00
【ソフトバンクモバイル(9984)】と【SBIイー・トレード証券(8701)】は1月28日、SBIイー・トレード証券での株式の売買取引が可能なアプリケーションソフトが事前に組み込まれている携帯電話機「株ケータイ SoftBank 920SH YK」を開発、ソフトバンクモバイルから3月下旬以降に発売すると発表した(【発表リリース】)。
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「株ケータイ SoftBank 920SH YK」は専用に用意されたチャートを表す図版の「株ボタン」を押すことで専用アプリ「株ケータイ SBI版」が起動する。「サイクロイドスタイル」対応の3.2インチフルワイドVGA液晶画面の特長を活かした見やすい横画面でポートフォリオやマーケット情報・株式情報などの市況情報をリアルタイムに閲覧できるだけでなく、簡単な操作で実際にオンライントレードが行える。リリースでは「株取引に特化したアプリケーションソフトを搭載した携帯電話機」と説明。さらにSBIイー・トレード証券などが実施している私設取引所による夜間取引(PTS)にも対応しているので、夜間でもこの端末から取引が可能となる。
「株ケータイ SoftBank 920SH YK」
「株ケータイ SBI版」の特徴としてはポートフォリオの閲覧や取引はもちろん、個別銘柄の気配やチャートの確認、リアルタイムのマーケット情報の閲覧、日足・週足・月足などのチャートや株価詳細情報などを確認できる。なお当然のことながら、この携帯電話で専用アプリを使って取引をするためには、SBI・イートレード証券の証券口座が必要になる。
また携帯端末自身の特徴としても、3.2インチフルワイドVGA液晶搭載、16:9のフルワイドスクリーン、ワンセグ機能搭載、海外でもそのまま使える世界対応ケータイ、3.2メガピクセルオートフォーカスカメラ搭載、名刺読み取り機能などを備えている。
なお連続通話時間は4時間前後。場中ずっと使用してお昼休みも情報収集に従事していると、後場の途中で電池切れの可能性もありうる。連続してのフルタイムの使用は、肝心なところで電池切れ、というシチュエーションもありうるので注意が必要だ。
ソフトバンク系の携帯電話には検索サービスのヤフーにボタン一押しで飛べる「Y!ボタン」をつけることで、ヤフージャパンへのアクセスが増加したという実績がある。ニーズが限定されるが、便利な機能であることに違いはない。検索エンジンより需要は限定されるが、株式取引のアプリケーションにもそれなりの便利さを実感するユーザーが表れるのだろう。
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