【更新】「毎日間食」女性は4割、チョコレートが大好き!
2008年01月20日 12:00
C-NEWSは1月18日、間食に関する調査結果の一部を発表した。それによると「毎日間食をする」女性は4割強を占め、また女性はチョコート菓子を大いに好む傾向にあることが明らかになった。世間一般的なイメージを裏付ける調査結果といえるだろう([発表ページ])。
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今調査は2007年12月21日~24日、中学生を除く15歳以上のネットユーザーに対してネット経由で実施。回答数は1000人。男女比は1対1で、年齢階層区分は10代・20代・30代・40代・50歳以上それぞれについて均等割りあて。
間食の頻度に関する問いでは、全体で3割が「毎日」と答えている。週一以上とした人が85%に及ぶ。
間食の頻度について
年齢層別では30代がやや多い・50歳以上がやや少なめに見えるが、際立った変化は見られない。「3割前後が毎日」「6割前後が週3~4回以上」という傾向は全年齢に及ぶようだ。
一方男女差では大きな違いがある。「毎日」と回答した女性は41%と実に4割以上を超えている。平日の日数分に相当する「週5~6日」を含めると、実に過半数の53%が間食をとっていると回答している。「週一以上」では男女差は9%しかないのに、「週5~6日」では26%もの違いがあることを考えると、専業主婦でもOLでも、女性は男性に比べて多くの人たちが間食をとっていることが推測される。
また、「間食でよく口にするものは」という問いには、チョコレートがもっとも多くの回答を得られた。
間食でよく口にするもの(間食をとる人のみで計算)
全体では「チョコレート」「スナック菓子」「せんべい」の順だが、男性が「スナック菓子」「チョコレート」「せんべい」の順なのに対し、女性が「チョコレート」「せんべい」「スナック菓子」と順番がかなり変わっている。男性はポテトチップスなどのスナック菓子をバリボリ食べるイメージがある一方、女性は小さく小分けされたチョコレートを口休めにつまむ、というパターンだろうか。
特に女性の「チョコレート」は73%にも達しており、他の種類から群を抜いて支持を集めているのが分かる。また、男性陣には人気の高かったスナック菓子が女性陣ではあまり人気が無いのも不思議なところ。「クッキー、ビスケット」の順位も低いように見えるが、パーセンテージで見てみると「せんべい」「スナック菓子」とほぼ変わらずの数字を見せており、実質上この三つは「チョコレートにはかなわないけど、大好き☆」といった形で好まれているのが分かる(何しろ間食をする人のほぼ半数から支持を集めているのだから)。
データは公開されていないが今調査からは「間食に使う費用は約2700円/月」「間食をストレス解消として食べる女性は51%に達する(男性は31%)」などの結果が出ているという。また、「家事がひと段落ついて、リビングでテレビを見ながらせんべいをかじる」といった、いかにもドラマや漫画で描写されそうな専業主婦の1シーンも「よくある傾向」として裏づけるデータも出ているとのこと。
【江崎グリコ(2206)、ビジネスマンの勤務中における「ちょっと口休め」なおやつこと「男おやつ」が常識との調査結果】にもあるように最近では(お菓子メーカーの戦略かもしれないが)大人向けの小口タイプのお菓子が「口休めツール」として認知されつつある。コンビニなどで100円前後で手に入る、小さな袋に詰められた、それこそ数口で食べきってしまうようなお菓子の類もそのニーズに応えるための展開商品。
メタボリック症候群や健康管理のことを考えると、間食はできれば避けたほうが良い。しかし実際には間食断ちを実現している人はあまり多くはないようだ。引き出しを開けると駄菓子屋さんの商品ケースの如くぎっしりと色々なお菓子が詰まっているOLの引き出しイメージに代表されるように、特に女性にとって日常生活からは切り離せないものであるようだ。
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