USBから新鮮なワインをいつでも!?・USBワイン蛇口「USB Wine Dispenser」
2007年12月16日 12:00
先の【クリスマスにオススメ!? 「景気」のよいUSB周辺機器とは】ではないが、パソコン利用者にとってあまりにも身近になった周辺機器の接続口USBに、色々なものを接続しようと考えるアイディアマンは国内外を問わず山ほどいる。中には何の役にも立たないものの、笑いをとるには十分な出来なものも多い。この【USB Wine】もそんな「面白ユカイ」なアイテム。
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USB Wine Dispenser。ワインの本場、おフランス製
いわく、クリスマスから新年にかけて、ワインをたしなむ機会が多いこの時期にぴったりのUSB使用の周辺機器、とのこと。色はオレンジ・通常蛇口の銀色・そして薄い赤(ワイン色)。価格は9.98ユーロ(1600円)。
使い方は簡単で、「パソコンのUSB部分にこの蛇口をつけ、専用サイトでワインをオーダーし、パソコンにデータで転送してもらう。するとUSB Wine Dispenserから注文分だけのワインが電送され、したたり落ちてくる」……というもの。専用のラベルもデータで送られてくるので、プリンターで出力すれば、即興でブランド物のワインが手に入るという仕組み。公式サイトにはそのプロセスの一部始終が動画で説明されている。
USB Wine Dispenserのプロモーション動画
もちろんフランス語なので詳細は分からないが、その仕草から仕組みのあらましは分かるだろう。Youtubeのコメント欄には「マックにも対応してるよ! 」「Vista未対応なんだ、残念……」「フランスがワインならアメリカはビールのUSB蛇口を作ろう! 」など、「分かる人」によるノリノリのツッコミが多数寄せられている。
当然のことながら現在の科学では電送技術など開発されていないので、実際にワインがメールで送れるはずもない。オーダーできるサイトにアクセスしてもホンモノのワインが送られてくることもなく、いくら蛇口をひねってもワインはおろか水も出てこない(USBハブとしての機能もないので、念のため)。
単なるジョークアイテムに過ぎないことは分かっていても、ついつい口元がゆるんで見入ってしまう。ここまでしっかりとしたサイト、さらにはプロモーション動画まで創ってしまう意気込みに感服することしきり。ワインとはまた別に、生活を楽しませてくれるアイテムといえるだろう。
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