今調査は先の【通うのは「マクドナルド」でも気になるのは「モスバーガー」？】において、「もっとも利用するのはマクドナルド、でも気になるのはモスバーガー。では一番好きなのはどちら?」という疑問を解消するため、行なわれたもの。直後に紹介した【お気軽に掲示板付の円グラフアンケートが作れるqtown】におけるアンケート用ブログパーツの実証実験も兼ねていた。

[マクドナルド(2702)] とモスバーガーだけでは不公平感があるので、他に有力なカタカナ系ファストフードとして【ミスタードーナツ(4665)】と【ケンタッキー・フライト・チキン(9873)】を選択肢として用意してアンケートを採ったところ、結果は次のようになった。なお投票期間は上記にあるように9月25日から12月29日まで。総投票数は127票。数がやや少なめのため世間の実情とはずれが生じている可能性がある。

通う頻度や味、コストパフォーマンスなどもあわせ、最終的にもっとも好きな店は、という問いに対する答えとしては、「ファストフードではモスバーガーが一番好まれている」ということになるのだろう。

具体的な意見としては「選択肢にサブウェイがない」(申し訳ない)、「添加物だらけなので絶対に食べません」(一理あり……)などの他に「飲み物やデザートを含めるとマックだなあ」というように、総合的な品揃えから店を選ぶ人もいた。主力商品だけでなく、サイドメニューも「店の好み」を左右しうる大きな要素となりうる、という好例といえよう。

そのモスバーガーだが最新の2008年3月期中間決算報告書によると(【リリース、PDF】)、客数は増加したもののクーポン利用率が予想以上に高くなり客単価が下落し、結果として1億円強の純損失を計上してしまっている。また、一部の利用者からは「以前と比べて味が落ちている気がする」という意見も耳にする。

「好かれている度ナンバーワン」の地位に甘んじることなく、品質の向上と提供サービスの拡充に努め、お客のハートをがっしりと握りながらも利益を生み出してほしいものである。

(最終更新:2013/08/18)