お年玉 自分で作った ポチ袋 心を込めて 手渡ししよう
2007年12月27日 08:00
間もなく迎えるお正月。子どもにとっては年に一度の臨時収入、大人には痛い臨時支出の時期でもある。そう、お正月は毎年やってくる「お年玉」の季節に他ならない。最近では遠くにいる祖父母に銀行振り込みでお年玉をせびる子どももいるとの話だが、やはりお年玉は日本の習慣にあるように、お年玉袋こと「ポチ袋」に入れて手渡ししたいもの。直前に年賀状作成でカラープリンタを引っ張り出していることだろうし、この「ポチ袋」もせっかくだから自作してしまおうというのが、記事の今回の主旨。
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「ポチ袋」とはお年玉を入れる(主に)紙製の小さな袋のことを指す。ほとんどのサイズは名刺から大きくても紙幣一枚分くらいのもの。飼い犬のポチにもお年玉を挙げるから、というわけではなく、ほんの少しを意味する「これっぽっち」から「ぽっち」を取り、「ぽっち袋」が転じて「ポチ袋」と呼ばれるようになったという説が主流(他にも「お年玉袋」から「玉袋」では色々とナニなことを想像してしまうことから、「タマ袋」を同じ身近なペットの呼び名として知られている「ポチ」に変えたという説などがある)。
そのポチ袋のデザインを展開しているサイトは、案外多い。以下に主なものをリストアップしてみた。
■イラストーターのぽちぶくろ:ポチ袋の無料配布124枚(【http://pochibukuro.net/】)
63人の現役イラストレーターが作成したポチ袋のデータを無料で展開。掲載デザイン数は100種類以上。作り方も写真で紹介。
■鈴木文具店(【http://www.suzu-bun.com/】)
和風デザインのポチ袋がPDF形式で無料提供。他にも封筒や便せん、ブックカバーや紙袋などまで用意されているので、ブックマークしておくと何かと便利。
■サンワサプライのペーパーミュージアム(【http://paperm.jp/】)
文房具品の老舗サンワサプライが提供するぽち袋ダウンロードサイト。洋風和風、シンプルやプリティなものまで多種多様のデザインが用意されている。ポチ袋は下部の「クリスマス・お正月特集集」から入って中央右部に【「ぽち袋」のコーナーがある】。
当方も昨年年賀状を買ったところ粗品として「ポチ袋」がついてきたので、それを利用した経験がある。この時期にはコンビニや100円ショップ、果ては駅の売店でも気軽に手に入れることが可能なので、「手に入れそこなう」ということはない。
しかし年賀状をカラープリンタを使って自前で作れるのだから、この際ポチ袋もオリジナリティあふれたものを作るのも面白いだろう。また、手渡す時の話のネタにもなるに違いない。
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