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今年仕事でもっとがんばっておけばよかったと思うことランキング

1	PCスキル
2	社外での人脈作り
3	外国語
4	対人コミュニケーション能力
5	仕事に関連する資格の取得
6	自分の属する業界についての勉強
7	整理整頓
8	一般常識（時事ニュースなど）に強くなる
9	社内での人脈作り
10	スケジュール管理能力

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「先生も走り回るほど忙しい」と書いて「師走」と読む12月になると、その年一年を振り返って「こんなことをしておくべきだった」などと反省したくなるようなテーマが、人によってはダース単位で頭に思い浮かぶもの。一般生活は別にして、仕事で「もっとがんばっておけば良かった」ということについての調査ではトップに立ったのが「PC(パソコン)スキル」。

一昔前ならともかく、現在社会ではパソコンの利用は必要不可欠。増してや仕事上においてはパソコンの利用スキル(技術、ノウハウの習得)は、そのまま仕事の効率や評価に直結する大切なもの。ロールプレイングゲームで例えるのなら、戦士の武具や、魔法使いが利用できる魔法の数・マジックポイントに相当するくらい大切なもの。そのパソコンスキルが「もっと勉強しておくべきだった」の最上位にあるということは、逆に考えれば現状が「自分は満足できるスキルを得ていないと思っている」という表れでもある。そして今の自分に何らかの不満を感じ、「パソコンスキルさえあれば、もっと自分を自身が望む位置に押し上げることができたかもしれないのに」という後悔の理由に挙げているのかもしれない。

第二位の「社外での人脈作り」、第三位の「外国語」も、「そのスキルが無かったので損をした、機会を逃した」という状況が容易に想像できる。単に漠然と「こういうことしたかったな」といった消極的な意見ではなく、積極的な意見が多いのは、それだけ向上心が潜んでいる証しでもあるのだろう。

また性別によるランキングでは【男性版】が「社外での人脈作り」に対して【女性版】では「パソコンのスキル」がトップに立ち、第二位以降の順位も大いに異なる結果が出ている。どちらかといえば男性は仕事の内容に特化したスキルを身につけ、女性は汎用的な技術あるいは礼儀作法を会得したい傾向があるようだ。

いずれにせよこのランキングでは、それぞれの思いを持つ人は、自分の現状と要望をしっかりと認識して反省していることにも他ならない。今年出来なかった、そしてやりたかったからといって凹んでそのまま放置するのではなく、「来年こそは実践しよう、果たそう」という想いを持ち、来年に向けた抱負に切り替えるポジティブな考え方を持つようにしよう。