【更新】年賀状 もらってうれしい はがき版

2007年12月17日 06:30

年賀状イメージC-NEWSは12月14日、年賀状に関する調査結果の一部を公表した。それによると年賀状について「葉書でもらった方がうれしい」と回答した人は「どちらかといえば」もあわせると79%にのぼることが明らかになった。また、意外なことに葉書に対してもっとも好意的なのは10代であることも分かった。電子メールが普及する現在でも、葉書の年賀状に対する好感度は老若男女変わらないことがうかがえる([発表ページ]。

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今調査は12月6日と7日にインターネット経由で行われたもので、男女比は1対1。年齢階層比は10代~40代、50歳以上でそれぞれ200人ずつ。合計回答数は1000人。

「はがきの年賀状」「メールの年賀状」どちらが受け取った場合にうれしいかという問いには、どの年齢層でも「はがきの方がうれしい」と答えた人が圧倒的だった。

「はがきの年賀状」「メールの年賀状」どちらが受け取った場合にうれしいか
「はがきの年賀状」「メールの年賀状」どちらが受け取った場合にうれしいか

やするとケータイメールに慣れている若年層の方が「メールの方がうれしい」という回答が多いような予想もあったのだが、いざフタを開けてみるとむしろ10代がもっとも「はがきの方がうれしい」と答えている。

逆にもっとも「はがきの方がうれしい」という回答が少ないのは20代。1ポイントの差で次が50歳以上となっている。20代が少ない理由は不明だが、50代以上は「はがきだろうがメールだろうが年賀状はうれしい」ということなのだろうか(「どちらも変わらない」が50歳以上はもっとも多いこともその裏づけになる)。

「はがきの方がうれしい」という答えの人が大部分を占めているものの、「はがきの年賀状のみ」というわけでもないようだ。仕事上の付き合い、特に立場上自分より上にいる人には「はがき」が多いが、フランクな間柄にはメールによる年賀状も多いらしい。

相手によるはがき版・メール版年賀状の違い
相手によるはがき版・メール版年賀状の違い

特に「友人・知人」の場合、はがきとメールの割合がほぼ同数に達している。「はがきのみを出す」相手でもっとも多いのが「家族・親族」で56%と過半数を超えているが、これは「親しき仲にも礼儀あり」ということなのだろう。


最近は【ケータイ上から本物の年賀状が贈れるサービス、auでスタート】にもあるように携帯電話上から年賀状の注文を出して「はがきの年賀状」を出せるサービスがスタートするなど、電子メールとはがきのメールの境界線が薄れつつある。さらに今年から民営化した郵政公社(今は郵便事業会社各社)が、色々と「メール」と「はがき」の垣根を取り払うサービスを提案してくるだろう。

はがきであろうとメールであろうと相手の気持ちが伝われば、年賀状はとてもうれしいもの。とはいえ、元旦にメールホルダーを見て年賀メールのリストをチェックするよりは、郵便ポストをのぞいて輪ゴムにくくられた年賀はがきの束を見たほうがうれしく思うのは、おそらく当方だけではないのだろう。

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