自前でゆでるのが面倒な人に・ローソンで年越しそば発売

2007年12月16日 12:00

ローソンの年越しそばイメージ[ローソン(2651)]は12月13日、年末に向けて年越しそば2種類「レンジ ダブル海老天そば」「冷しそば御膳」をそれぞれ12月18日・25日から発売すると発表した。さらに予約商品としてゆで立て(自分自身でゆでる)の「年越しそば御膳(なまそば)」の予約受付も開始している(【発表リリース】)。

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大晦日(おおみそか)にそばを食べる「年越しそば」の風習は、元々江戸時代に根付いたとされている。「来年もそばのように細くても長く生きられるように、家運も末永く続きますように」との思いをこめて年の最後をそばで締めくくるというもの。以前はおそば屋さんにわざわざ年越しそば用のそばを頼むことが多かったが、今ではライフスタイルも多様化し、自分でゆでたりインスタントのカップそばを食べるパターンもよく耳にする。

今回ローソンから発売されるのは、店頭販売2種と予約販売1種の計3種類の「年越し用そば」。温かい麺「レンジ ダブル海老天そば」は電子レンジで加熱するだけで温かさを満喫しながら食べられる。年越しそばに限らず、一般の食事用としても十分に対応可能。

左が「レンジ ダブル海老天そば」中央奥が「冷しそば御膳」、右が「年越しそば御膳(なまそば)」
左が「レンジ ダブル海老天そば」中央奥が「冷しそば御膳」、右が「年越しそば御膳(なまそば)」

25日から販売を開始する「冷しそば御膳」は名前通り調理せずにそのまま食べられる冷やしタイプのそば。おかずに海老天・かき揚げだけでなく厚焼き玉子やかまぼこ、金時豆が加わり、いかにも正月を迎えるためのそばという雰囲気を演出している。通常の食事には少々ぜいたくかも。

そして最後の「年越しそば御膳(なまそば)」は客本人がそばをゆでる必要があるため、正確には「コンビニ弁当」の類とは少々趣(おもむき)が異なる。リリースにいわく「お客様自身で茹でることで、作りたてのそばの香りと風味が楽しめる生麺のタイプのそば御膳です。国産の石臼挽きそば粉を使用しています」とのこと。ちなみにおかずの部分は「冷しそば御膳」と同じ。

自分でそばをゆでられる人や、「今年もカップそばでいいや」とあきらめている人、そもそも年越しそばなど必要ないと考えている人は別だが、「年越しそばぐらいきちんとしたものを食べたいが、どうもやはり面倒くさい……」という人には、オススメのアイテムかもしれない。もっともコンビニの季節商品の場合、他の用事で立ち寄った際にふと目に留まり、つい手にしてしまうのが常なのだけれども(笑)。

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