オリジナルデザインカバーのチロルチョコ
2007年12月13日 20:00
「Garbage Shot」第七十七回。今回は以前【自分だけのオリジナル・チロルチョコを作ろう!】で紹介した、雑貨などのデザインを手がける【MACスタイル】との共同企画で運営されている【decocho.com】によるオリジナルデザインカバーのチロルチョコ。先の記事の際に注文した商品が届いたので早速報告もかねて紹介することにしよう。
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【10円お菓子の代表作「チロルチョコ」初の公式本「チロルチョコ official book」2月7日発売】にもあるように、チロルチョコは「おつまみチョコ」としてスーパーやコンビニ、さらには文房具店などにまで展開している、「国民食」的なミニサイズのチョコレート。値段・サイズの手軽さや、次々に登場する新商品のセンスのよさなどには定評がある。
誰もが知っているお気軽チョコのカバー部分のデザインを、プリクラ感覚で気軽に差し替えることができるのが今回利用した「decocho.com」サービス。詳細は先の記事を参照してほしいが、手持ちのグラフィックデータを用いて、用意されているスタンプや文字フォントを配し(あるいは何も加えずに)自由にデザインし、チロルチョコの表面パッケージを創ることができる。
完成品の「オリジナルデザインカバーのチロルチョコ」。1セット45個入り。
宅急便の袋を開けると中に入っていたのは、梱包材(俗に言う「ぷちぷち」)に包まれたチロルチョコの箱。1箱あたり3×5個のチョコが3段重ねで納められている。デザインを3つ用意して注文したので3列別々の絵が描かれているが、1つのみの場合は45個すべてが同じ絵柄となる。
用意した元絵(上)と完成したオリジナルデザインカバーのチロルチョコ(下)
元絵と完成したチロルチョコを並べてみたわけだが、サイトの指示に従った元絵サイズ(最低でも260×260ピクセル)で入稿していれば、さほど問題のない再現度で完成品が出来上がるようだ。
今回はあえてアニメタッチと実写の写真の2通りをテストパターンとして用いてみた。原色はともかくグラデーションがかかった色はやや淡く、実写写真を使った場合は色が多少こもるような雰囲気が見受けられる。インクや印刷されるビニールの相性の問題もあるのかもしれない。ほんの気持ちばかり色の彩度を上げて入稿した方が、すっきりとした仕上がりになるだろう(量産する場合は事前にいくつかのパターンを試作し、最適な色合いを求めることをオススメする)。
ちなみにデザインできるのはカバーにあたる正面の一面部分のみ。パッケージのその他の部分(正面以外の面)はデフォルトのまま。デザインやアイディアによっては「京きなこのように赤色を使いたい」などせめて他の色を使いたいという人もいるだろうが、今のところそのような仕様は無い。今後に期待するか、チロルチョコやMACスタイルに要望書を出してみると良いだろう。
1個あたりの構成はこのような内容中身が分かるように当方でチョコそのものは切ってあります)。
チョコそのものはごく普通のミルクタイプのチロルチョコ。先の記事でも触れたが、将来は京きなこやホワイト&クッキーのような別のタイプのも選べると、もっと楽しめるに違いない。
最後にお約束、チロルチョコピラミッド
ちなみに注文したのは12月1日。それから二週間足らずの13日には到着した。数や混雑の度合、郵便事情にもよるだろうが、大体二週間くらいを目安に見ると良い。なお賞味期限は今回届いたものについては2008年9月だった。1年近くの余裕があるので、じっくり堪能しても良いし、あちこちに配布するのも○。
普通のチロルチョコの場合はパッケージなど何の気兼ねもなく捨ててしまうものだが、このオリジナルデザインカバーのものについては、何となくもったいなくてついつい手元に残してしまう。逆に「手元に残してしまうような良いアイディア・デザイン」のものを作り、販売宣伝活動や広告、名刺代わりに使うのも面白い。
……さて残りのこのチョコ、どうしようか(笑)。
(最終更新:2013/08/18)
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