ゲームソフトランキング更新、人気の謎解きソフトがトップ、健康促進タイトルは及ばず

2007年12月10日 06:30

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した2007年11月26日~12月2日のゲームソフトセールスランキングによれば、計測週のトップの座についたのは知的アドベンチャーゲーム……というよりは「謎解きゲーム」と表現した方が分かりやすい『レイトン教授と悪魔の箱』だった。前作「不思議な町」同様、推理小説の楽しさの一つで最近では某週刊誌でも「謎を解く」ことがテーマの漫画が流行っているように、知的探求を求めるムーブメントがある。そのムーブメントの波に飲まれたと実感している人は、前作同様に今作でも、最新のデジタル玩具ことDSで繰り広げられる摩訶不思議なストーリーを存分に楽しんで欲しい。謎解きという点で一部ネット上の情報展開に関してもめ事が起きているようだが、これも新しいメディアにおける「推理モノ」ならではの出来事といえよう。

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第二位にはこちらも新作の『Wii Fit』が。任天堂の年末商戦における一押しタイトルとして、以前から期待されていたもの。とはいえゲームのビックタイトルのように「瞬間最大風速的に売れまくる」タイプではなく、静かに長く家庭内に浸透していくロングセラータイプのタイトル。恐らくは『Wii Sports』のようなセールス展開になるのだろう。また、来年の春先以降にも売行きは活性化するものと思われる(特定健診絡みで室内運動が色々と報道されるだろうことから)。

第三位はこれまた新作の『SDガンダム G GENERATION SPIRITS』がランクイン。モビルスーツだけでなく各種艦艇も登場し、それぞれのスケール感にあわせた描写が行なわれるという、ちょっと変わったスタイルの「ガンダム」なゲーム。発売された新曲としてラジオでもアピールしていたが、オープニング・エンディングはガンダム関連の曲に馴染み深い森口博子嬢が担当。なかなかエンディング曲を聴けない、と嘆いている人は、『もうひとつの未来 starry spirits』を手にしてみるのもよいだろう。

第四位にはランクダウンしたもののまだ多くの支持を集めている『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』が。難易度をはじめ賛否両論色々あれど、ちょっと時間をかけてDSでロールプレイングを楽しみたい、と考えている人には、「まずこれを」の一本として挙げられるタイトルといえよう。

今回計測週は新作の頑張りが全体を押し上げた形となった。さすが年末商戦に突入したことだけはある。前々から話題にのぼっていた『Wii Fit』は惜しくも初週トップを飾れなかったものの、なかなかの好スタート。次週以降の展開が楽しみだ。


(最終更新:2013/08/16)

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