セガダイレクトはセガが発売していたハードなどのユーザーの獲得やユーザーサービスの向上政策の一環として、公式ECショップ「ドリームキャストダイレクト」をスタート。2002年11月には現在の「セガダイレクト」に名前を変更。8年強ほどの間、サービスを提供してきた。

しかしリリースによれば「インターネット上のサービスの充実が図られ、さまざまな形態のECショップが登場する中で、ソフトメーカー一社の運営するECサイトとしては、一定の役割を終えたとの判断」を下し、今回の「セガダイレクト」サービス終了に至ったという。

気になるのが利用者向けのサービスの一環として提供されてきた「セガポイント」について。来年1月21日からは付与そのものが終了するのと共に制限が解除。さらに2月以降はポイントの使用をうながすため、「福袋」や「セガダイレクトオリジナルグッズ」も新規に登場するだけでなく、他社ポイントサービスへの移行も検討されている。詳細はウェブサイトや登録会員のメールマガジンなどで告知される。

アマゾンジャパンや楽天市場など、総合的なECサイトが主流となる世間の流れの中では、一社のみのECサイトの展開は厳しいものがあったのかもしれない。それでも10年近く続いてきたサービスが終わってしまうのは、やはり寂しいものがあるといえよう。

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