リアルにもほどがある!? 本物そっくりなヤギさん「Felted goat」
2007年12月07日 06:30
世の中には器用な「腕」「スキル」を持つ人が山ほどいる。そのような「達人」が作った芸術品を見ると、思わずため息が出てしまうこともよくある話。今回紹介するのは、そのため息を一ダースほど用意しておかねばならないかもしれない、本物そっくりなヤギさんのお話。タイトルは【felted goat(音が出るので要注意)】(【参照:DesignWorks】)。
スポンサードリンク
フェルトとは主に羊毛を原材料としたもさもさの繊維製品。原毛に水分と熱を含ませて時間をかけて圧力をかけ、さらにもんで固めたもの。
サイトでは黒と白、そして灰色のフェルトや針金を用意し、粘土細工のように3日かけて「リアル・ヤギさん」を作り上げていく様子が多数の写真と共に紹介されている。
材料・もさもさなフェルトと針金、そして技術と気合と地道な努力
粘土細工のように針金でベースをつくり、そこに盛り付けていくような形でフェルトを足していく
3日の月日を費やして完成。……ここまでリアルだと神様も貢物としてお許しいただけるかもしれない
「ヤギは白だから白のフェルトで」という単純な考えではなく、内部に黒や灰色のフェルトを多めに盛り込んで、その上から白のフェルトをかぶせることで、奥行きや皮ふの部分を薄く見せるあたりがリアル感を増させているのだろう。
フェルトを使っているから湿気などに注意すれば長期間の保存にも耐えられるに違いない。牧場関連の展示会場に、この「リアル・ヤギさん」がダース単位でいたら、さぞかし壮観で腰を抜かすだろうな、と想像しただけでも楽しくなってくるものだ。
スポンサードリンク
ツイート