【最近メガな食品が流行るワケ】で説明したが、最近ファストフードやコンビ二で「メガ」サイズの食品が相次いで発売されるのは、[マクドナルド(2702)] の「メガマック」シリーズが大ヒットした以外に、それらの小売店での食品において、消費を引っ張る若年男性層のニーズにマッチしているのが「ボリュームたっぷりなメガ食品」だという事情がある。さらにこれら「メガ食品」はいざ開発してみると中高年層にもウケが良い。

その実情は今回のリリースでも明らかにされている。7月の「ドカ盛り」商品の売行き・購買動向についてam/pm側では次のように分析している。

これは「ドカ盛り」シリーズだけでなく、恐らくは「メガ食品」全般における傾向として、非常に貴重なデータといえよう。

さて1月8日から発売される「ドカ盛り リターンズ」は全部で7種類。通常のお弁当や惣菜と比べ、1.5倍から最大2.8倍(具材単位、全体では2.4倍)ほどのボリューム。

「ドカ盛り リターンズ」。この他に「温玉焼肉丼」「炒飯セット」「ハンバーグ焼肉」がある。

写真を見ても、例えばサラダなら「一人サラダバーかよ」、焼きそばなら「屋台の焼きそば屋の鉄板じゃないんだから」と、あ然としながらツッコミを入れたくなるほどのボリューム。普通の人なら一つ購入して一日三食分に分けても十分な気がする。

なおリリースにはカロリーなどの栄養成分は記載されていない。恐らく商品パッケージ上に書かれているだろうが、「ダイエット」というキーワードが頭に思い浮かばれた人は、特にカロリーの表記を確認した上で手に取るようご注意願いたい(笑)。