「いしかりバーガー」12月8日から発売……北海道・石狩に新しい名物誕生!
2007年12月09日 12:00
【北海道新聞】によると12月8日から北海道石狩市の石狩商工会が企画開発した「いしかりバーガー」が同市内関連店舗で発売されている。その発売に先がけて7日に行なわれた試食会では、各店舗独自のハンバーガーや参加している店舗で共通する統一バーガーが披露され、大いに盛り上がったという。
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「いしかりバーガー」は石狩市内の石狩市役所そばにある商店街群計9店舗で発売される。どの店でも手に入る「統一バーガー」と、それぞれの店舗の個性を活かした「オリジナルバーガー」を販売。
参加店舗図
例えばイギリス人の主食とまで言われている「フィッシュ&チップス」を出すことで人気のダイニングバー『チャーリーズフィッシュ&チップス』では、その人気商品「フィッシュ&チップス」をハンバーガーにしてしまっている。いや、ハンバーグではないので正確にはハンバーガーでは無いが(笑)。
チャーリーズフィッシュバーガー
開発過程は『北海道いしかりバーガー開発日記』に詳しく掲載されている。石狩市内の若手経営者などで構成されている「北海道いしかりバーガーFC」が中心になって活動している。元々は同地域の藤女子大学との共同企画として開発した発泡酒「カナストーリー」の報告ブログだったが、共同開発企画第二弾として今回「いしかりバーガー」の開発と相成った。
きっかけは当サイトでも以前【ファミリーマート(8028)で7月18日からあの佐世保バーガーを全国発売】で紹介した、佐世保名物の佐世保バーガーを自作し、「佐世保ができるのなら石狩でも……」と考えたあたりからだったらしい(『今年の5月にその記述がある』)。半ば思いつきのアイディアが案外いけるかも、しかも反応も非常によい、ということで本格的に7月から『正式に開発が始まった』。
当初は北海道ならではの食材ということでもっとも知名度の高い「鮭」を練りこんだコロッケをはさんだハンバーガーだった。その他試作段階では鮭を盛り込んだものが多かったという。しかし試行錯誤の結果、「北海道では鮭だけでなく野菜や小麦、豚などの食材も豊富だから」ということで、「統一バーガー」には鮭以外の食材(バンズは石狩産小麦「春よ恋」100%、パティは厚田産の高級ブランド豚肉「望来豚」と北海道産牛の合びき、さらに浜益産のタコの足をトッピング、トマトとレタスの野菜もできるだけ石狩産を利用)が用いられることになった(【参照:産消協働トピックス】)。
統一バーガー
気になる価格は「統一バーガー」をはじめ、大部分の店舗のものが500円。一部オリジナルバーガーは500円以外のものもある。開発日記ブログのトップページには、統一バーガーとそれぞれの店舗のオリジナルバーガーの写真が一覧として掲載されているが、どれもが北海道産の食材を思う存分に使っていて、かつ各店舗ごとの個性が現れていて非常に面白い。写真では実際の味を確かめることができないのが残念至極。
仕事や帰郷などで近場を訪れる機会があれば、ぜひ一度足を運んでその味を堪能してみてほしい。
(最終更新:2013/09/02)
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