Wiiを使って新作情報やDSの体験版をゲット! 「みんなのニンテンドーチャンネル」サービススタート
2007年11月28日 06:30
[任天堂(7974)]は11月27日、据え置き型家庭用ゲーム機『Wii』向けとして、「みんなのニンテンドーチャンネル」の新サービス提供を開始したと発表した。新しいソフトの映像をチェックしたり、さらに同社の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」の体験版をダウンロードすることができる。インターネットに接続済みのWiiなら無料でダウンロードし体験可能(【発表ページ】)。80ブロックのメモリを必要とする。
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「みんなのニンテンドーチャンネル」の機能は大きく分けて次の4つ。
・映像を観る……新作ソフトや既存ソフトなどWiiやDSソフトの紹介映像やテレビCMを閲覧可能
・自分にあったソフトを探す……ハードやメーカー、ジャンルなど多種多様な方法でソフトを検索できる
・遊んだソフトをおすすめする……1時間以上遊んだことのあるソフトの感想を送信し、感想の集計結果を確認できる
・DSソフトの体験版をプレイする……DSに、DSソフトの体験版をダウンロードできる
注目したいのはやはり「DSソフトの体験版をプレイする」「遊んだソフトをおすすめする」の2機能。「DSソフトの体験版をプレイする」は【DSステーション】が自宅のWiiにやってきたようなもの。店が近くになかったりあってもなかなか足を運べない人でも、自宅のWiiから自由自在に体験版ソフトをDSにダウンロードできるようになる。
「遊んだソフトをおすすめする」はWiiユーザーを対象に、広範囲にユーザーレビューを受け付けて統計を取るという、大胆で画期的な方法。【みんなで投票チャンネル】の機能を拡大してゲームソフトとリンクさせたようなものらしく、オススメ度の度合などを投稿できるらしい。また興味深いのは「アマゾンジャパン」などでおなじみの「このソフトをオススメした人はこんなソフトもオススメしています」という、統計データを元にした連動情報提供も行なうらしいこと。
時々当方も「何かオススメのゲームはありますか」と聞かれることがある。そのような時にはまず「これまでにどんなソフトで『面白かった』と思いましたか」と聞き返すことにしている。どんなソフトが好きかが具体的に分かれば、その人の趣味趣向・特性・好きなソフトの傾向がそれなりに分かるからだ。それに近い手法の情報を、統計データ上から「みんなのニンテンドーチャンネル」は提供していくことになる。
単なるゲーム機としてではなく、色々な試みをしながら情報総合端末としての地位も確保しつつあるWii。どこまで「みんなのニンテンドーチャンネル」が普及し、どれだけの人に活用されるのか、興味は尽きない。
(最終更新:2013/09/08)
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