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携帯電話の機能でほとんど使用していないものランキング

1	Av入出力機能
2	ワード／エクセル／PDFビューアー
3	Felica・おサイフケータイ
4	キャッチホン
5	テレビ番組ガイド
6	電話転送
7	FMラジオ
8	音声録音・ICレコーダー
9	TV電話
10	メッセンジャー

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今調査は9月25日から27日の間、gooリサーチのモニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したもの。集計母数は掲示されていない。

トップに立ったのは「AV入出力機能」と「ワード・エクセル・PDFビューアー」。前者はワンセグで表示しているテレビ画面をチューナーとして、外部機器に出力、あるいは逆に携帯電話で録画が出来る機能。便利そうだが「そこまでやるぐらいなら最初から専用の機器を使う」「電池がすぐに切れてしまう」という声が聞こえてきそう。後者は「社外でもビジネスファイルがチェックできる」として便利なはずなのだが、実際にはニーズはあまり多くはないようだ。やはり「携帯では読みにくい」というのがネックなようである。

第三位の「Felica・おサイフケータイ」機能はあまりにも意外。デジタルキャッシュとして急速に普及し、今後ますますその便利さを増してくるであろうこれらの機能について、多くの人が「実際には使っていない」という結果が出ている。逆にいえば「これからさらに急速な展開が期待できる」ということでもあり、関係各社の啓蒙活動や、初心者にも安心して使えるような工夫が求められよう。

以後「キャッチホン」「テレビ番組ガイド」「電話転送」「FMラジオ」「音声録音・ICレコーダー」などと続くが、共通しているのは「使う人は便利かもしれないけど、この用途で携帯電話を使う人、あまりいないよね」と思えるもの。不特定多数に用いられる携帯電話としては、これらの機能は「大部分にとっては無用の長物」と化しているようだ。

なお今件では男女別のアンケート結果も発表されている。意外なのは【女性のランキングにおいて】トップに立ったのが「Felica・おサイフケータイ」であること。家計を預かる主婦の方がおサイフケータイのニーズが高いという想像もあったのだが……現実にはまだまだ普及度は低いようだ。

当初は単に「電話を携帯できる」というメリットから生まれた携帯電話だが、インターネットへの接続をはじめ多種多様な機能が追加され、今やスパイキットさながらの「総合携帯情報端末」と化しつつある。それはそれで便利であり、ありがたいお話ではあるのだが、その一方で「機能が多すぎて使いこなせない」と考えている人も多いのではないだろうか。実際に、それらの機能をすべて網羅しなければならない説明書が段々とその厚みを増してくる状況を見るにつけ、多くの人の「悲鳴」が聞こえてきそうな気もする。

いっそのことお寿司のように携帯電話を購入する際に自分が好きな機能を選択して、その機能を搭載したモデルを購入できるとか、自動車のように必要時にあわせて機能を足し引き出来るような携帯電話ができれば、これらのような「ほとんど使用していない機能」、いわゆる「無駄な機能」も減ってくるに違いない。