数独+ルービックキューブ=数独キューブ!?
2007年11月11日 12:00
先日【数独の認知度、ゲームユーザーの7割近く】でお伝えしたように、数字合わせパズルの「数独」は日本国内でも案外知名度が高いことが明らかになっている。一方パズルといえば最近再びブームになりつつあるのが【ルービックキューブ世界大会で日本人の中島悠氏が優勝】で紹介したルービックキューブ。両方とも3×3のマス目を利用しているようなもの、ということでアメリカではこの二つを掛け合わせた「数独キューブ(Deluxe Sudoku Cube)」なるものが登場した。
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「数独キューブ(Deluxe Sudoku Cube)」
【価格は9.99ドル(約1100円)】。微妙な値段設定。サイズは2.25インチ(5.7センチ)四方。具体的な写真を見せられると「あ、なるほどね」と思わせるようなコロンブスの卵的おもちゃ。数独もルービックキューブも3×3のマス目が要となっている。ならば両者を組み合わせてしまえばいいだろうという発想から生まれたもの。
ただし疑問もわいてくる。「数独」は「3×3内に同じ数字が入らない」などのルールがある。「ルービックキューブ」も同じ面には同じ色が揃わねばならない。両方を一度にあわせることができるようなパネル構成にはなっていないようにみえるが……と説明を読んでみると、何の事はない、「ルービックキューブとして遊ぶこともできるし、数独として遊ぶこともできる」というものだった。
弱点もある。一度「数独」として解消してしまうと、あとは単なるルービックキューブに成り下がってしまうということ。あまりにも「あんまりだ」ということからなのか、パッケージには数独の歴史小冊子や50作品分の数独パズルが同梱されている。数独の問題そのものは今では無料でどこででも手に入るから、あまり嬉しいオマケではないのだが、せっかくだからということなのだろう。紙やペン、ましてや電池も要らないことに違いはないが、一度きりの解法で終わってしまうのは少々味気ない。
紹介元では「解けずにイライラしてパズルのラベルを張り替えないように」という注意書きがしてあった。確かにその通りかもしれない(笑)。
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