第二位にはこちらも新作の『エースコンバット 6 解放への戦火』が。ぼちぼちとXbox360のタイトルもランキング上位に登るようになったなと思わせる作品の一つ。現代の航空戦を比較的簡単な操作で体験し、エースパイロット気分になれるフライトアクションゲーム。また、戦場ならではの臨場感をかきたてる演出も数多く用意されている。オンライン部分にやや重点が置かれているようで、ソロプレイのみのプレイスタイルを楽しむ人には、少々物足りないかもしれない。

第三位は先週からランクダウンしてしまったがまだまだ堅調な『ファイナルファンタジータクティクス A2 封穴のグリモア』がランクイン。『ファイナル～』のシリーズファンには欠かせないタイトルだが、ストーリーの重厚さではやや既存のタイトルとの違和感を覚えるかもしれない。逆にいえば初心者向けのライトなイメージともいえる。

第四位には新作シミュレーション『スーパーロボット大戦 スクランブルコマンダー the 2nd』が。『スーパーロボット大戦』というと完全なターン制のイメージが強いが、今タイトルはリアルタイムで各ユニットに指示を出していく、いわゆる「RTS(リアルタイムシミュレーション)」。戦略級シミュレーションを想像して手にすると、少々痛い思いをするかもしれない。

今回計測週も新作が続々と顔を出したフレッシュなランキングとなった。トップのタイトルは『マリオ』を冠する作品ではあったが、それにしては「やや」セールスに勢いが欠けているという話もある。次週以降上位をキープできるのかどうか、注目したいところだ。

(最終更新:2013/08/16)