プレステ2の新モデル「SCPH-90000」、電源アダプター内蔵で発売
2007年11月07日 08:00
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は11月6日、据え置き型家庭用ゲーム機「プレイステーション2」において、電源アダプターを内蔵したモデル「SCPH-90000」シリーズを11月22日から発売すると発表した。色はチャコール・ブラック(黒)、セラミック・ホワイト(白)、サテン・シルバー(銀)の三種類。税込み1万6000円。専用の縦置きスタンドも1500円で同時販売(【発表リリース】)。
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今回発表されたプレイステーション2最大の特徴は、これまで外部接続していたACアダプターを内蔵したこと。これにより、本体と電源コードのみで接続をすることができる。元々電源アダプターは250グラムほどの重さだったが、これを考慮した上でも最新モデルでは130グラムほどの軽量化に成功している。なお、機能・性能そのものは2004年11月に発売された薄型モデルSCPH-79000シリーズと変わらないとのこと。
今回発売される新シリーズ「SCPH-90000」。外見はほぼ以前の薄型モデルと変わらない。
すでに1億2000万台を売りぬいたプレイステーション2。ゲーム機の開発の流れとしては最新世代をすでに「プレイステーション3」に譲り渡しているが、今でも「3」に負けず劣らずの販売実績を挙げている(メディアクリエイトの最新データによれば10月22日からの一週間でプレステ3が1.9万台近く、プレステ2は1.2万台近くを販売している)。
電源アダプターの内蔵で持ち運びが便利になったプレステ2。高性能オーディオ・ビジュアル機器としての性格が強い兄貴分のプレステ3とは違い、あくまでもゲーム機の本髄をつらぬく立場として、どこまで普及が進むのか。今後の展開を楽しみにしたいところだ。
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