18億円のダイヤに自分の娘の名前をつけた男

2007年11月16日 12:30

ダイヤモンドイメージ【DailyMail】などが報じたところによると、競売会社の【サザビース】は11月14日、スイスのジュネーブで開催したオークションで、世界最大級のホワイトダイヤモンドが1819万3000スイスフラン(約1620万米ドル、日本円で17億8000万円ほど)で落札したことを明らかにした(【サザビースプレスリリース、PDF】)。

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ホワイトダイヤの大きさは84.37カラット。カッティングには2年もかかったという。このダイヤは透明度が極めて高く、カットも最強。品質も最上級。「この品質で」オークションに出されたものとしては最大の大きさとのこと。サザビーズの宝石部門の担当者David Bennett氏も「このダイヤは自分の32年の経歴の中でもっとも素晴らしい格付けをするだけの価値があるものだ」と言及している。

18億円のダイヤモンドの落札風景
18億円のダイヤモンドの落札風景
落札されたダイヤモンド(From DailMail)。ガラス球のイミテーションダイヤでもこの大きさはなかなか無いというのに……
落札されたダイヤモンド(From DailMail)。ガラス球のイミテーションダイヤでもこの大きさはなかなか無いというのに……

出品者はロサンゼルスの宝石商。2年前にアフリカ・アンゴラの国営ダイヤモンド企業から購入した、正当なルートによるもの。原石の段階では手のこぶしほどの大きさがあったというから驚き。そしてアメリカファッション業界大手「GUESS?」の創業者、Georges Marciano氏が1819万3000スイスフランで落札した(サザビースでは事前の説明で、1500万~2000万フランくらいになるだろうと予測していた)。

なおダイヤモンドの落札価格としては同じくサザビースが1995年に同じジュネーブで開催したオークションで落札した100.1カラットのダイヤ「Star Of Season」の落札価格・1650万ドル(18億1000万円ほど)にはわずかに届かなかった。

Georges Marciano氏はこの落札した巨大ホワイトダイヤモンドに「Chloe(クロエ)」という名前をつけた。この名前、実は彼の12歳になる娘の名前でもあるそうな。そしてこのダイヤが持つ輝きのように美しく成長することを願って名づけたとのこと。

ちなみにこのダイヤについてサザビースの報道担当は「ペンダントかティアラにすると良いでしょうね。ああ、ブレスレットも名案ですね。なにしろクロエ自身が”クロエ”を見ることができるでしょうから」と述べている。

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