ゲームソフトランキング更新、Xboxシリーズユーザー必見のあのシリーズ最終作がトップに

2007年10月08日 12:00

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した2007年9月24日~9月30日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、計測週のトップの座についたのはXboxシリーズの人気アクションシューティングゲームシリーズの最新作『Halo3』だった。ただでさえ地球外生命体からの侵攻を受けてエラいことになっている状況で、銀河系全体の生命体の危機を(ともちろん人類を滅亡の危機から)救うため戦い続ける戦士「マスターチーフ」の活躍を描いた物語。類似の「3Dアクションガンシューティングゲーム」と比べると未来風の演出が強いため、「リアルさ」という面ではやや欠けるところがあるとの意見も強いが、Haloシリーズ最終作としての出来はある。シリーズを続けて購入しているファンには欠かせない一作。

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第二位にはおなじみの『ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊』が。今回計測週は新作の勢いが今ひとつということもあり、定番タイトルが上位に顔を見せている。かつての大ブームの時期と比べると勢いにはやや欠けるところがあるが、『ポケモン』はいまだに多くの子どもにとって大切な「友達」には違いない。

第三位はこちらもここ数週間では定番になりつつある『クライシスコア -ファイナルファンタジーVII-』が。かつては同じ携帯ゲーム機でもかなり格差をつけられた感のあるPSPだったが、今作も含め「買うだけの魅力あふれる」タイトルが揃いつつあり、ようやく油がのってきた雰囲気。なお『クライシスコア』自身は『FFVII』のファンディスクのようなものだという意見があるが、まさに的を射た表現といえよう。

第四位には新作の『たまごっちのプチプチおみせっち みなサンきゅ~!』が。たまごっちのキャラクタたちが登場する、シンプルなお店経営シミュレーション……というかお店経営ごっこ的なゲームで、低学年層をターゲットとしている。通信で友達とのアバター交換・日記交換・占いなど、他人とのクロスプレイも楽しめる仕様になっている。ただし前作と比べて変更された機能において「前作の方がよかった」という意見もあり、一概にすべて改良されたとは言い切れないもよう。

今週計測週はゲームショウなどで新作「発表」は相次いだものの、新作そのものの発売は年末セールスまで続く閑散期の入り口にあたることもあり、今ひとつ盛り上がりに欠ける販売本数となってしまっている。とはいえ、新作・定番作ともにそれぞれの展開ハードの特性を活かした魅力あふれるタイトルが複数登場し、少なからぬユーザーのハートをつかむことに成功している。実はこういう時期に、結構「隠れた名作」が発売することも多い。次週以降、その「名作」に出会えるかどうか、じっくりと様子を見てみたいところだ。


(最終更新:2013/08/16)

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