ゲームソフトランキング更新、「究極」の育てゲーがトップに
2007年10月29日 06:30
メディアクリエイトが発表した2007年10月15日~10月19日の週間ソフト・ハードセルスルーランキングによれば、計測週のトップの座についたのは育成キットソフト『シーマン2~北京原人育成キット~』だった。愛想が悪い人面魚「シーマン」を音声認識で育てていくという、一風変わった育成ソフトの続編にあたるのだが、なぜか育てる対象は北京原人。人面魚以上に異様な生物を育てていくのはある意味「究極」といえよう。なかなかうまくいかない意思疎通が面白いという意見もあれば、北京原人側が呼びかけるプレイヤーの名前が自由入力できないという不満の声もある。元々ゲームではなく「育成キット・ソフト」ということなのだから割り切ろう。
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第二位にはこちらも新作の『DS文学全集』が。要は著作権が切れた日本の有名な文学書を山ほど盛り込んで、いろいろな仕組みで見せてくれる「図書館ソフト」。詳しくは【任天堂、『DS文学全集』公式サイトオープン・発売は10月18日】でも紹介のでそちらをどうぞ。このような集大成的ソフトは【DSで日本文学をたしなむという考え方】にもあるように、意外なニーズが存在するものだ。
第三位は先週から順位を落とした『ドラゴンボールZ Sparking!METEOR』がランクイン。ドラゴンボールシリーズのファンは今でも多いだろうが、ゲームに登場するキャラクタを全部そらで言える人はいるのだろうか……。
第四位にはこちらも先週からランクダウンしてしまった『西村京太郎サスペンス 新探偵シリーズ「京都・熱海・絶海の孤島 殺意の罠」』が。第二位の『DS文学全集』と同じく、DSで読み物をしようというコンセプトのソフト。読書の秋にはぴったりの一作かもしれない。
今回計測週は新作・旧作おりまぜたランキングとなったが、販売本数そのものは閑散期ということもありあまりふるわない。年末に向けてユーザーは気合とお金を貯めているのか、メーカーも新作をホールドしているのかは不明だが、しばらくはこの状況が続くことだろう。
(最終更新:2013/08/16)
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