リリースによると今回の値上げの理由としては、原材料の油脂・小麦・香辛料の価格高騰や資材などの諸経費の上昇もあり、企業努力で吸収できる限界を超した状況になり、今後もこの傾向は続くものと思われることからと述べている。

具体的には「ゴールデンカレー100グラム甘口」が165円から180円、「とろけるハヤシ」が200円から220円、「和風カレーうどん用カレー」が165円から180円など53品目が10％程度。これら家庭用(一般販売用)ルウ製品以外に、業務用フレーク製品34品目が10％程度、業務用レトルト・缶詰製品69品目が6％前後の値上げとなる。

パンやインスタントのような「主食」ではないが、カレーをはじめとするルウ製品は主食に並び庶民の食生活には馴染み深いものが多い。これらの値上げは10円単位のものではあるが、確実に家計に影響を与えることだろう。