こんなバイキングあったら幸せ☆ おもしろバイキングランキング
2007年10月10日 06:30
検索エンジンgooにおいて実施されていた【こんなのがあったら行ってみたい!? おもしろバイキングランキング】の結果発表が行われ、第一位には「焼き鳥」がついた。居酒屋や屋台などで香りが鼻の嗅覚神経を刺激する、あのステキな食べ物たちを心行くまで楽しみたいと考えている人は多いようだ。
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今調査は8月28日から30日の間、gooリサーチのモニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したもの。集計母数は掲示されていない。
先日【「ケーキバイキング、それは女の欲望番外地」】でお伝えしたように、女性に限って同様のアンケートを採ったところ、上位陣には「ケーキ」「ドリンクバー」「フルーツ」「サラダ」「アイスクリーム」とオシャレな食べ物たちが上位を占める結果となった。今回のgooでの調査結果は男女込みの結果であるため、少々違う結果が出たようだ。
トップについたのは「焼き鳥」、正確にいうと「焼き鳥(全国の地鶏)」。名古屋コーチンなどに代表される「日本在来種の血を半分以上継いだ鶏」のことを指す。値段が高いのでバイキングに採用されにくい、だからこそ「あるといいな」のランキングでトップにたったものと思われる。
地鶏云々は別として単に「焼き鳥バイキング」ということなら、例えば【グルメぴあの絞込み検索結果】にもあるように、「まったく存在しない」わけではない。とはいえ、通常1本80~100円もして、小料理店や居酒屋なら数本で500~1000円することもザラではない焼き鳥が、いくら食べても一定料金、値段を気にせずザクザク食べられるとなれば、やはり幸せな気分120%になれることは間違いない。
第二位には「新作お菓子」。元記事の説明によると「ケーキバイキングは良くあるが、新作のケーキは別料金の場合が多い。そんな状況で悔しい思いをすることのないよう、新旧こだわることなく新作ケーキも含めた新作のお菓子を食べてみたい」という思いがあるようだ。創意工夫が大いに込められた新作のケーキともなれば、単に「スイーツ」というだけでなく「夢が織り込まれた芸術品」的なところもあり、食欲を満たしてくれる以上のものがある。それらのケーキをはじめとしたお菓子を心行くまで堪能できたら、やはり幸せ度マックスになれる。
第三位には「鍋」。すき焼きやしゃぶしゃぶの食べ放題はいたるところで見受けられるが、石狩鍋やほうとう、きりたんぽ鍋など、ご当地独特の鍋の食べ放題はなかなか見つからない。素材が用意しにくいことや手間がかかること、地方色が強いために一般的なニーズがないのではと思われているからかもしれない。例えば【「郷土料理百選」中間結果、トップは秋田のあの……】にあるように、「秋田名物・きりたんぽ鍋」は高い人気を誇っていることもあるので、いくつか特に人気のある地方独特の鍋を用意するだけでも、相当な話題になるのではないかと思われるのだが、どうだろうか。
第四位以降はかなり地味な食材が続く。第五位の「おにぎり」など「確かにあったらおもしろいかもしれないけど、すぐにお腹が一杯にならない?」とか、第十一位の「ハンバーガーって……某ハンバーガー系列店なら自分で好きな組み合わせが出来るのでは」というものも多い。一方で第八位の「チョコレート」、第十位の「中華まん」など、いわれてみれば本当に存在すれば確かに一度は訪れてみたいな、というものもある。
気が付いた人も多いだろうが、バイキングのターゲットにあたる食材には「高級品」といわれるものがランクインしていない。「こんな高いものがバイキングにあるわけはない」というあきらめからなのか、それとも「バイキングで食べるのではなく、おしとやかにじっくりと食べたいよね」と考えているのかは不明だが、「バイキング」においては「みんなで騒ぎながら量を気にせずたっぷりと食べたい」という思いが優先し、それが食材にも反映されているようだ。
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