勉強してみたい食べ物講座ランキング・トップは「家庭料理」
2007年10月01日 06:30
検索エンジンgooにおいて実施されていた【勉強してみたい食べ物に関する講座・スクールランキング】の結果発表が行われ、第一位には「家庭料理に関する講座」がついた。もっとも身近でなつかしさを覚える「お袋の味」を求めているようすがうかがえる。
スポンサードリンク
今調査は8月28日から30日の間、gooリサーチのモニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したもの。集計母数は掲示されていない。
トップについたのは「家庭料理に関する講座」。「家庭」といっても個人によって事情が異なるため和風料理以外に洋風料理の場合もあるだろうし、中にはピザやパスタが「家庭料理」な人もいるかもしれない。それを別にしても、すべての人にとっての原体験「幼いころに繰り返し経験した料理」を求め、自分でも作りたくなるのは納得がいく。あるいは「刷り込み効果」とでもいうのだろうか。
第二位には「お菓子作りに関する講座」。料理を作るのは少々手こずるがお菓子くらいなら簡単でよいだろうという考えの人もいれば、ちょっとしたおもてなしのための演出を自分の手作りのお菓子ですることが出来たのなら、と思う人も多いはず。特に女性なら、お菓子が上手に作れるのはポイントが高い(男性の場合、作れなくともスイーツの知識が豊富だと「女性にモテる」という話もあるのだが……)。
第三位には「パン作りに関する講座」が。ご飯と共に主食の座を占める「パン」。単なる食パンだけでなく、各種菓子パンや第二位のお菓子に近いようなパンなど、種類も豊富でつくりがいもあるというもの。最近では比較的簡単に一斤分の食パンが作れるパン焼き器も安価で手に入るようになったし、電子レンジとホットケーキミックスがあれば蒸しパンくらいは誰にでも作れる。ご飯料理と比べてパンには色々な魅力が隠れているのだろう。
目に留まったのが第四位の「料理の基礎を勉強する講座」。習い事はまず形から、ではないが、料理のイロハから教えてもらい、たたき上げてもらおうという人が多いのだろう。
今ランキングでは男女別のリストも掲載されているが、女性のはあまり全体のと変わりがないものの【男性のランキング】では少々変わった結果が出ている。第二位に「そば打ちに関する講座」、第三位に「料理の基礎を勉強する講座」が入っているのだ。先に【「料理に関心あり」男性でも7割近く・でも実情は家族が作ってくれたり面倒だから作らない】で触れたが、男性も元々料理には興味関心があるものの、環境がそれを許さない場合が多い。それが定年退職を迎えて時間などの余裕がとれるようになり、「いざ挑戦してみよう」ということになると、なぜかまず最初に手がけることが多いのが「そば作り」。料理の基本を習い、そばを打つ、というのが男性の第二の人生における平均的な「願い」なのだろうか。
それにしてもなぜ「そば」なのか。いつも自分の「そば」にあったから、というシャレからくるわけでもあるまいし……。
(最終更新:2013/09/08)
スポンサードリンク
ツイート