ちょっと気になったゲーム『タシテン たして10にする物語』

2007年10月20日 12:00

『タシテン たして10にする物語』イメージ当方(不破)は電車通勤をしている関係で、しばしば電車内のテレビ広告をチェックする。中には「これは!?」と目を見張るものがあったり、思わず笑いを誘わせるような印象深いものに遭遇することがある。先日の【自分のコピーが音声付でブログパーツに・JTのコーヒー「ルーツ」で曲ジェネレーターサービス展開中】もテレビ広告で良く見かけたのがきっかけの一つ。そのような中、最近気になった広告が『タシテン たして10にする物語』。先日発売された、ニンテンドーDS用の数字あそびアドベンチャー。【公式サイトはこちら】

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『タシテン たして10にする物語』イメージケーム内容はきわめて簡単。タイトルそのままに「足して10になる数字を集めたり、入れ替えてくっつける」が基本ルール。このルールを元に、色々なパズルを解きながらストーリーを進めていく。

ストーリーの中で登場するゲームの種類は多種多彩。表示される数字が足して10になるのかどうかを素早く判断する「おれたちタシテン」にはじまり、数字が足して10になるように「プラス」と「マイナス」の記号を空いたスペースにはめ込んでいく「たしてもひいても」、そして数字がびっしりと詰められた表組みの中の数字ブロックを入れ替えて縦横で足して10を作り消していくという、『テトリス』のような「いれかえ人生」などなど。電車内のテレビ広告で紹介されていた、いくつかのゲームのプレイ中のようすを見て、そのシンプルさと奥深さに「なるほど」とうなづいてしまった。

「足したり引いたりして10を作る」というシンプルで誰にでも分かるルールを基本に、さまざまな遊びを作り提供していく。ルールそのものは簡単なので、それこそ説明書を読まなくてもすぐに挑戦できるため、ハードルは非常に低い。

「足して10にする」という遊びでは先に【簡単なようで意外に難しい!? 色を合わせて足して10にするボードゲーム「テンプラス」】を紹介した。戦略性ではこちらの方が上だが、シンプルさや遊びやすさでは『タシテン たして10にする物語』の方がはるかに上かもしれない。何しろタイトル自身でルールを説明し終えているくらいなのだから。

それにしてもこの『タシテン たして10にする物語』、雰囲気的に「どこかで感じたような雰囲気がするな……」と思ってコピーライトを見てみたら、案の定製作元は【MuuMuu television】。『がんばれ森川君2号』『ジャンピングフラッシュ』『アストロノーカ』『くまうた』など、主流の流れからはちょっと外れているように見えるが光るアイディアを持ち、ユーザーを楽しませる仕組みを知っているソフトの数々を提供しているところだった。

アマゾンジャパンの評価も(まだレビュー数は少ないものの)、かなり高い。今月は先に【任天堂、『DS文学全集』公式サイトオープン・発売は10月18日】で紹介した『DS文学全集』を衝動買いしてしまったので国家予算(笑)が尽きてしまったため手は出せないが、来月あたりに個人的に購入してもよいかな、と考えている。

(最終更新:2013/09/08)

(c) 2007 Nintendo / muu muu

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