水切り世界最高新記録更新、その数なんと51回
2007年10月02日 08:00
【Telegraph UK】などが伝えるところによると、水の上に石を投げて何度と無く跳ねさせる「水切り」の世界最高記録が更新され、アメリカの43歳の男性Russell Byars氏が51回もの記録でギネスブックに登録されることになった。これまでは40回が世界記録だった。
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「Rock Bottom(岩の底面)」という名前で水切りファンから知られていたByars氏が今回樹立した51回という記録は、ギネスブックの専門のスタッフが動画を詳細にチェックし、水の上に出来た同心円を詳しく調べ、その回数をカウントし確認したとのこと。
Byars氏は「記録達成当日、40個の石を投げて挑戦した。でも記録を達成したのは最初に投げた石だったんだよ」と現地の新聞社に語った。
Russell Byars氏自らが投稿した、世界記録達成時の水切りの動画。高解像度の動画は同氏の公式サイトにも掲載されている。
これまでの最高記録である40回は2002年の水切り大会の際に「山男」ことKurt Steiner氏によって樹立されていた。Steiner氏は今回の記録更新に、「自分の記録が破られるのは時間の問題だったよ」と答え、新記録を達成したByars氏をたたえたという。
Byars氏の投げ方のコツは「アンダースローで石の回転をおさえ、高速で投げること」と元記事では分析している。一方で本人は「丸みを帯びた、3~4インチ(10センチ弱)のなめらかな石を使うべき」と述べている。
【Byars氏による水切り公式サイト】には、上記に掲載した世界記録樹立時の水切りの高解像度の動画の他に、さまざまな水切りに関するイベントや情報が掲載されている。元々Byars氏はアメリカ・ペンシルバニア州に住む一介のエンジニアという話だが、水切りの分野では誰にも負けないスキルを持ち、ギネスブックにも載るほどの偉業(?)を成し遂げたことになる。
実生活に役立つものかどうかは別として(笑)、世界一というのは素直に賛美の対象となるべきものだろう。
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