喫煙率26%で過去最低、12年連続で減少傾向
2007年10月18日 08:00
【JT(2914)】は10月17日、2007年の全国たばこ喫煙率調査結果を発表した。それによるとたばこを吸う成人の割合は26.0%となり前年の26.3%から0.3ポイント減少し、12年連続して過去最低を記録したことが明らかになった(発表リリース)。
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今調査は2007年5月に行なわれたもので、3万2000人に調査を依頼し有効回答数は1万9205人。男女比は9888対9317で、年齢層別では60歳以上がもっとも多く32.7%、ついで50代が19.2%、30代が17.3%など。
それによると2007年5月現在における日本全国の喫煙率は次の通りとなる。
・男性……40.2%(41.3%)
・女性……12.7%(12.4%)
・計……26.0%(26.3%)
※()内は前年
この比率を元に総務省のデータから全国の喫煙人口を推計すると次のようになる。
・男性……2016万人(2066万人)
・女性……684万人(667万人)
・計……2700万人(2733万人)
※()内は前年
一部報道によると地域別では喫煙率の高い県は東北地域や北海道、低い地域は北陸・甲信越、東海、近畿、中国、四国だったという。
喫煙率が年々低下している原因としては、健康意識の高まりの他、喫煙そのものの規制強化、たばこの価格上昇などが想定される。一方わずかではあるが女性の喫煙率が前年比でプラスに推移しているのが気になる。女性の社会進出が進み、その分ストレスもたまり、たばこを吸う機会が増えてきたからだろうか。
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