元記事によると値上げの理由として、原材料の小麦や油脂、乳製品などが上昇しており、これを希望小売価格に反映するという。食パンは24年ぶり、菓子パンは17年ぶりの値上げになるとのこと。

具体的な値上げ幅としては食パンの「ダブルソフト」が200円から220円、「新食感生活」が160円から170円、総菜パン「ランチパック ピーナツ」が120円から130円、菓子パンの「北海道産バター使用バターロール(9個入り)」が200円から220円、「まるごとバナナ」が190円から200円、「具たっぷり肉まん」が100円から105円(いずれも税別)となる。さらに地域限定で販売している1300品目ほどのパンや1500品目のお菓子についても値上げを検討する。なおパン業界では【敷島製パン】など同業大手他社もこの値上げに追随する見通しと日経新聞では伝えている。

これまで何度と無く小麦粉や即席めんなどのめん類の値上げをお伝えしてきたが、「小麦粉が値上げして麺が値上げするのだからパンも……」と想像していた人は多いだろう。特にパンは加工食品と比べてさらに生活に身近な存在のため、値上げ感が大きい。本日は別件でカレールーなどの値上げも報じているが、ますます庶民の食生活が値上げラッシュに飲み込まれてしまいそうな雰囲気ではある。